テニスの魅力を紹介|40代編

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前回のブログでは主に30代での自分のテニスについて書かせてもらいました。今回は40代に入ってから現在までの状況と使用ラケットについて書かせていただきます。

30代後半からまた5年間ほどテニスを全くやらない時期があったのですが(子供の習い事や周りにテニスをする人がいなくなったなどの理由)下の子供が小学校3年生からテニススクールに通うことをきっかけに自分も再びテニススクールに通うことにしました。

当初は娘と一緒にテニスができれば楽しいだろうなあ?という思いはあったのですが、いざスクールに通うようになっても娘とは別のクラスになるし休日などは娘もテニスをしたがらず、結局娘と一緒にテニスをする機会はあまりできずじまいです。

ただ、自分としては約5年ぶりにテニスができる機会が得れたことでのめり込み要は半端なくとにかく今までのブランクを払拭するために上手くなりたいとの思いが強かったです。

新しくテニスを始めるに当たりまずは新しいラケットが欲しくなり早速購入したわけですが、前々から一度は使ってみたいと思っていたバボラのピュアドライブを購入しました。

バボラは自分が大学でテニスをしていた頃は使っている人はいなくて、ちょうど2000年代に入った頃から流行ってきたメーカーです。もともとテニスのガットメーカーだったのですがラケットを作り、そのラケットを使ったアンディ・ロディックが全米オープンで優勝するなどで一躍有名になりました。その後ナダルの台頭でバボララケットの確固たる地位を築きました。バボラの最もスタンダードなラケットがピュアドライブです。

ラケットに関してはまた別のブログで詳しく紹介したいと思うのですが、ピュアドライブを初めて使った時の感覚は、なんてストロークがしやすいラケットなんだ・・・、という衝撃でした。

今まで使ってきたプリンスのディアブロと比べてもフェイスが100インチと大きく、重さも100gと重くなくとてもバランスの取れた黄金スペックです。

自分は50ポンドでガットを張っているのですが、打った打感としてはそれほどホールド感はなくどちらかというとボールを弾く感覚があります。ボールが軽く感じるというか、そんなに力を入れなくても簡単に深いボールが打てる感じです。

自分はもともとフラットぎみのフォアハンドでそんなにスピンが掛からないのですが、そんな自分でも普通に打つだけでスピン気味のボールが打ててネットも超えてくれます。

その使い勝手の良さにすごく驚きました。自分が大学時代にこのラケットに出会っていたらきっと違ったプレースタイルになっていたのではないかと思います。

そんな訳でピュアドライブで新たなテニス生活のスタートを切ったのが42歳頃だったと思います。ただ、30代からの5年のブランクは結構体力が落ちるもので、始めた頃は玉出しで少しボールを打つだけでゼーハーゼーハーと息が上がってしまいます。まずは体力を戻すことに時間がかかりました。

ストロークに関してもなかなか感覚が戻らず、特にバックハンドの感覚がなかなかつかめずネットにかかったりホームランを打ってしまったりしてました。やはり、1ヶ月に1回ぐらいでもテニスを続けるということは大事ですね。

そんな状態でしたが自分が入ったテニススクールがどちらかというとみんなで楽しくワイワイやりましょう、って感じのところなのでそこまで技術の向上を目指すよりは一緒に通ってる人とおしゃべりをしながら楽しくやっていました。

日頃の運動不足を週1回の運動で解消しましょう、ぐらいでやるのに丁度いい雰囲気のスクールです。テニススクールにもいろんなレベルのところがあって以前通っていたところはインターハイに出られたレベルのコーチがいらして練習もかなりハードな感じでしたが40歳を越えるとのんびり楽しくできる方が自分にはあっています。

始めて半年ぐらいは昔の感覚を思い出す感じでそれほど上達している感じではなかったのですが、半年を超える頃になると30代の感覚やそれ以上のプレーができるようになってきました。特にスクールで上達したのがボレーです。社会人になってからのゲームといえば、シングルスをする機会は殆どなくダブルスがメインになりますが、前衛でのボレー技術は大変重要になってきます。学生時代はどちらかと言うとシングルスが好きで、練習もストローク中心の練習をしていたのですが、ボレーの技術が上がることでダブルスが大変楽しくなってきます。

むしろダブルスで勝つためにはボレーが上手くならないとなかなか厳しいです。ハードヒッターでぐいぐい押していくタイプでも、ストロークで打てる場所が狭いので相手が前に出てこられたりするとなかなか打ち崩すことは難しいです。それよりは、後衛ではボールを繋いで前衛がボレーで決めるパターンを身に着けたほうが勝てる確率が上がります。そのためにはボレーに出るタイミング、相手との駆け引きを身に着けて行かなければいけません。学生時代とは違った意識で練習していけるのも新鮮です。

最後にバボラの歴史について少し書かせてもらいます。

バボラの誕生は1875年、今から100年以上も前になります。もともとテニスの公式ルールが決まった一年後にナチュラルガットをラケット用に製造したことが始まりです。創業者はピエール・バボラ、フランスのリヨンが発祥です。

バボラが生み出した最も有名なストリングがVSストリング。あまりにも有名なテニスの黄金時代を席巻したビヨン・ボルグがこのVSストリングを使用してグランドスラムを11勝します。

その後、1994年に歴史的名器が誕生します。バボラが生み出したピュアドライブラケットを世界に発表したのです。

ピュアドライブを一躍有名にしたのがアンディ・ロディック。彼が全米オープン優勝を含むATPランキング1位になったことで一気にピュアドライブが世界に知れ渡ります。

その後、ナダルがピュアアエロを使用し現在までの約20年間、バボララケットは世界中で使われるラケットになりました。

是非一度はバボラのラケットを使用してみてください。その素晴らしさは今までのテニスセオリーに革命を起しますよ。

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