今回は冷え性について取り上げたいとおもいます。
今年の冬もあとわずか、2月を過ぎるといよいよ春めいた日がやってきますね。今年は私が住んでいる地域はそれほど寒い日はなく過ごしやすい日々が続いています。
それでも、毎年冬になると冷え性でつらい生活を送られる方は多いかと思います。
そういう私も男性なのに昔から冷え性です。
もともと住んでいたところが大雪が降る地域で冬になると毎年の様に家の周りに雪が積もり、家の周りが雪に覆われ、家の中が冷蔵庫の様な生活を送っていました。
こんな感じで、自分が住んでいた家は雪国にありがちな急な屋根の平屋だったので屋根に雪がつもると下に滑り降りてきて家の周りに雪が積み上がり冬中溶けずに家を冷やし続けます(≧◇≦)
冬になると電気毛布は必需品で毎晩使って寝てました。
そんな環境もあり少しずつ冷え症になっていったという事もあるでしょうし、生まれつきの体質という側面もあります。いわいる、腎虚の冷え症ですね。腎とは先天の精をあつかうと言われますが、生まれつき腎虚の方は血の巡りが悪かったり、気の生成が悪かったりすることがあります。
そんな私ですが、今は暖かい場所に移り住んだと言うこともありますがあまり冷え症を感じなくなりました。というよりは、冷え症だからこそ気をつけようと意識しているからかもしれませんが。
そこで、私が意識している事を上げますと
1、筋力維持を意識して行う。
2,体が冷える食材を極力とらない。
3,指や足先などの末端をなるべく使う。
4,冬には腹巻きをして寝る。
5,アルコールはビールではなく日本酒を飲む。
です。
どれもありきたりと言えばありきたりですが、そういうありきたりのことを軽んじず実践するように心がけています。
ここからは私の個人的見解も入りますが、
1,筋力維持
脂肪と筋肉どちらが大切かというとどちらも大切ですが、発する熱量は筋肉の方があります。ですからある程度筋肉量がないと動いても熱が産生されないので内部から暖まりません。私は筋トレはあまりしませんが毎晩寝る前にストレッチ&軽めの体幹トレーニングをしています。
2,体が冷える食材を極力とらない。
食べ物には体を冷やすもの温めるもの、どちらでもない物に分けることが出来ます。詳しくは今回は割愛させてもらいますが、自分の中ではある程度わかるので意識して冷やすものを食べないようにしています。
3,指や足先などの末端をなるべく使う。
こちらは自分の趣味といいますか30半ばの頃から息子がサッカーをやり出したので自分もそれまではサッカーをまともにやったことはなかったのですが、一緒にボール蹴りをするようになりました。するとことの他楽しく、自分でもリフティングの練習をしたりして、これがとても冷え症に効果的でそれまで冷えていた足がポカポカしてきます。末端を刺激すると血流も良くなると言いますが、手のマッサージ、足のマッサージを意識してするだけでも冷え症には効果的です。
4,冬には腹巻きをして寝る。
私が子供の頃、私の父が夏でも冬でも腹巻きをして寝ていて子供心にダサいと思っていたのですが、自分も同じ年齢になると腹巻きのありがたさをしみじみと感じます。胃腸の冷えは万病の元と言いますが、内臓が冷えると消化が悪くなり一気に免疫が落ちます。ですので、寝る時に限らず日頃からお腹はなるべく冷やさないように注意しています。
あと寝るときに電気毛布は絶対に使いません。電気毛布は暖かいのですがその分皮膚の乾燥も激しく、皮膚を覆うバリアーが弱ってしまいます。また、自分で熱を作ろうとしなくなるのでますます冷え症がひどくなります。
5,アルコールはビールではなく日本酒を飲む。
こちらは完全に自分のたしなみの話ですが、アルコールは飲まないにこしたことがないという意見は良く聞きます。ただ、少量のアルコール(週に1,2回)飲んだ方が体に良いという意見も聞きます。さらに最近は毎晩適量を飲んだ方が体に良い、という意見もあり一体何が良いのか分かりません。
個人的には飲み過ぎはいけませんが、適度な休肝日をもうけて適量を飲む方が調子も良いのでそうしてます。
ただ、3にも共通しますが、お酒にも体を冷やすもの、温めるものがありますので日本酒は米を原料にしていて、お米自体はそれほど体を冷やす食材ではないですし熱燗にして飲むと体も温まります。ビールは麦を原料としていて麦自体は体を冷やす食材になるのであまり好ましくありません。
食こそが健全な身体に最も大切なものと思っています。そして自分が食べるものが体に良い食材であるか、悪い食材であるかを意識して食べるだけでも大きく変わってきます。
そんなこんなで、今回は自分として意識して行っている冷え症対策を書かせていただきました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
冷え症に使われる漢方薬については改めて載せようと思ってます。
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