今回は滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山に登ったので紹介します。
伊吹山は日本百名山に認定されています。
古事記、日本書記にも記載されていて日本武尊が大蛇と戦ったという伝説もあります。
また薬草が豊富で織田信長が薬草園を作ったとされています。
日本の歴史において古くから愛されている山です。
アクセス
伊吹山登山ルートとしてはいくつありますが、今回も最も一般的な表参道ルートを紹介します。
車で行く場合
名神高速 関ヶ原IC下車 国道365号経由で約20分
駐車場は地元の方が運営する民間駐車場が100台ほどある。料金は1日400円~500円(1台)
電車で行く場合
東海道本線 近江長岡駅下車 湖国バス経由 終点伊吹山登山口下車 約15分(1日の運行本数は少ないので要チェック)
伊吹山登山口
入山料300円を払います。登山届を提出して出発。
アーチをくぐるとすぐに入山場所があります。
山頂まで約6km、なかなか登りごたえのある距離ですね。
登山口~1合目まで
登山口から一合目までは伊吹山登山で唯一の森林登山です。
豊かな木々や、粘土質の土に囲まれた道を上っていきます。岩もゴツゴツした道ですが道幅が広くそれほど斜度もないので登りやすいです。
約20分ほど登ると伊吹高原荘がある一合目に到着します。
1合目~2合目
1合目からは一気に視界が広がって、広大な草原が広がる山道を登っていきます。
また1合目にはトイレがあります。トイレは3合目と山頂にもあるのですが冬の時期は閉鎖されているので1合目を利用されておいた方が良いかもしれません。
枯れたススキの間を登って行きます。
後ろを振り返るとずいぶん高い所まで登ってきました。
2合目到着
2合目~3合目
2合目と3合目の間は薬草が多いことでも有名です。
もともとスキー場もあったこの辺りはかつては国体も行われた斜度のある有名なスキー場でした。
そして3合目手前あたりから雄大な伊吹山の山頂が現れます。
3合目~5合目
3合目には綺麗なトイレ(冬季閉鎖)や休憩場があります。
目の前に伊吹山を眺めて登れる広々した登山道。
しばらく行くと結構ゴツゴツした岩場が出てきます。
5合目到着
5合目~山頂
5合目を越えると道幅が狭くなってきて、岩が一段とゴツゴツし始めます。足元に注意が必要です。
振り返ると琵琶湖が綺麗に見え始めました。
なぜかこんな所に車が。
なかなか雰囲気がある避難所がありました。
3合目も遙か下に。
8合目あたりからはかなりの岩場。
下をみると真っ逆さま。さっきの避難所が遙か下に見えます。
山頂近くはなだらかな道になり、向こうに見える建物が山頂にある神社。
そして登ること約2時間半で山頂に到着しました。
天気もとても良くて遠くの山まで見渡せます。
なかなかの距離ではありますが、全体的に見晴らしが良く、途中までは道幅が広いので思ったほど疲れは感じませんでした。
山頂にて
山頂にはかつて大蛇と戦ったという伝説がある日本武尊の像が祭られています。
また伊吹山ドライブウェイの終点駐車場まで続く中央ルート、東ルート、西ルートがありそれぞれお花の季節には美しい花々が咲き誇ります。
山頂にて食事。いつも食べるカップヌードルシーフード味とコンビニおにぎり。
山頂遊歩道。まだ雪も残る。
山頂から眺める琵琶湖の景色は最高。琵琶湖に浮かぶ竹生島がまた素敵です。
美しい山並み。
下山
下山は約2時間ほどでしたが、この日は登山者が多くて渋滞が発生しなかなか先に進まなかったです。
おそらく登山シーズンは人気の山だと思うので表参道ルートは混むかと思います。
山頂から下山ルートを見る。
振り返り
今回は朝の9時からスタートして、山頂到着が11時半。その後山頂で1時頃までゆっくりした後、下山。
登山口到着が3時前でした。
天気が良かったので大変気持ち良く登れました。
3月中旬ではありましが気温が15度ほどあり、汗ばむほどでしたので5月以降の夏場は日差しをもろに受けるので日よけ対策が必要かと思います。
また夏場は日が出る前の早朝に登った方が良いかと思います。
次回は花が咲き誇る初夏に登りたいと思います。
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