新型コロナウイルスが猛威を振るっています。
安倍首相は2月27日全国の小中高、特別支援学校に対して3月2日~春休みに入るまで臨時休校の要請を出されました。
それを受けほとんどの都道府県が臨時休校を実施する事態になっています。
首相の臨時休校要請に対し賛否両論ありますし、急に休校を迫られた教育現場の方々は大変混乱されたのではないでしょうか?
ただ私としては今回の安倍首相の決断は正しい事だと思います。
子供の感染は中国においてもそれほど重症化していないとは言え、ウイルスの媒体になる可能性は十分にあります。
今回のウイルスは感染力が非常に強くて、全世界を巻き込んだ感染の広がりをしています。
おそらく無症状の人でもウイルスに感染していて、それを他の人に移している可能性は十分にあります。
それが学校などの集団であればあるほど人から人への感染を増やしてします。
ですから、今はなるべく外出を控えて集団行動を控える努力を1人1人がする時だと思います。
それと同時に、ウイルスを感染させないように免疫を良い状態に保つ必要があります。
免疫を上げる方法としては、睡眠をしっかりとる、お風呂で温まり血行を良くする、適度な運動をする、食事をしっかりとるなどありますが、今回は食事を取り上げたいと思います。
どんな食材を取れば免疫が上がるのか?
腸内細菌
腸内細菌は免疫と深い関係があると言われています。腸内環境を整えることにより免疫が上がりウイルスの侵入をある程度抑える事ができると考えられています。
腸内細菌が豊富に含まれている食品としてはやはりヨーグルトが身近な食品ですね。
各種ヨーグルトの種類に関しては以前の記事を参照してください。
ヨーグルトは胃酸に弱いので食べるタイミングとしては朝よりも夜に食べた方がより効果的と言われています。
その他、納豆、味噌、キムチ、チーズなどの発酵食品も同じく腸内細菌を整えて免疫を上げる作用があると言われています。
緑茶
緑茶に含まれているカテキンには抗酸化作用がありウイルスの感染予防に一定の効果があります。
緑茶は一度に沢山飲むのではなく、少量をこまめに飲むことが大切です。
こまめに飲むことで咽頭などについたウイルスを洗い流すこともできるので感染予防につながります。
緑茶の飲み過ぎは胃を荒らすこともあるので注意して下さい。
キノコ類
キノコ類にも免疫を上げる作用があると言われています。
キノコにはβーグルカンと言われる多糖類が多く含まれています。(ネバネバした触感のもの)
βーグルカンは食物繊維の一種で腸内細菌の餌になったり腸内の環境を整えますので免疫力を上げると言われています。
ネギ
良く風邪を引くとネギを首に巻くと良いという迷信に近い様な事が言われていますが、実はまんざら迷信ではないようです。
2003年に流行ったSARSも今回のコロナウイルスと同じく中国で猛威を振るいましたが、その時に奇跡的に感染が少なかった地方都市があり、そこの住民の人はネギを生で食べる習慣があったとのことです。(ためしてガッテンより)
ネギの白い部分にはアリシンという成分が含まれ、なるべく生をかじって食べることにより多く摂取できます。
アリシンは血行促進作用、免疫細胞活性化作用があるようでウイルス感染予防につながります。
しょうが
冬にはしょうが湯を飲むと体が温まると言われますが、しょうがは内臓を温める作用があります。
体温は免疫にとっては大切な要素であり、体温をある程度高い状態を保つことにより免疫が活性化されます。
体温は表面を温めるのではなくお腹の中から温める方がより効果的であるために、しょうがはまさにうってつけの食材です。
食事は健康の基本です。良質な食材を取って免疫力を上げウイルス感染を予防できればと思います。
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