霧ヶ峰高原から日本アルプスを望む|ビーナスラインの紅葉と共に

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秋の蓼科を旅する、2日目はビーナスラインを経由して霧ヶ峰高原に向かいました。

霧ヶ峰高原は何度も訪れているのですが、名前の通り霧に包まれていたり、天候が悪くてなかなか周辺の景色を見ることが出来なかったのですが、今回は幸い天候に恵まれしかも午前中に訪れることが出来たので八ヶ岳から南アルプス、中央アルプス、御岳、乗鞍、北アルプスを一望することが出来ました。

宿泊させてもらったエクシブ蓼科から霧ヶ峰までのルートです。いわゆるビーナスラインと呼ばれるルートを通って行きます。ビーナスラインとは長野県の茅野市から上田市の美ヶ原を結ぶ76kmの観光ロードで霧ヶ峰まではその最初の段階にあたります。

ビーナスラインを上って行くと最初に見えてくる山が蓼科山です。

その姿が女神に例えられた事からこの道をビーナスラインと名付けられたとのことです。

確かに丸みを帯びた優しい姿はどこか女性ぽさがありますね。

結構な斜度の坂道を登っていくと左手に八ヶ岳の山々が現れてきます。

そしてある程度登ったところで、今度は白樺湖に向かって下りに入っていきます。

道路の右左には美しいカラマツ林の紅葉が広がります。

白樺湖の脇を通って再び上り坂を上って行くと、右手に車山高原が現れてきます。ここには全く木々がなくて一面すすきが群生しています。その規模が凄くて今までこんなに広大に広がるすすきを見たことはありません。

さらに登って行くと遂に霧ヶ峰 富士見台という大変展望の良いドライブインスペースに尽きます。

名前の通り富士山が眺められる大変見晴らしよう良い場所で、喫茶休憩も出来るお店屋さんもあります。

残念ながらこの日は少し雲が多くて富士山は眺められませんでしたが、長野県を取り囲む山々が一望出来ます。

富士見台から八ヶ岳方面

富士見台から南アルプス方面

あいにく雲で隠れてしまっていますが、雲の上にわずかに尖って見える山が北岳です。

雲が無ければその左に甲斐駒ヶ岳が見えます。

富士見台から中央アルプス方面

中央に連なって見える山が木曽駒ヶ岳や宝剣岳などからなる中央アルプスです。

一番右側に見える台形の形をした山が御岳山です。

最後に北側を眺めると北アルプスの山々が見えます。

少し分かりにくいですが一番右に見える山が常念岳、そして峰を挟んで高く天に尖って見えるのが有名な槍ヶ岳、その左側に穂高の山々が見えます。

こんなに有名な山々を一望出来る場所はなかなか無いのではないかと思います。

いつか雲一つ無い晴天の日に訪れて見たいものです。

霧ヶ峰を堪能してからは帰路に就いたのですが、途中の中津川で下りて馬籠に寄って帰ってきました。

馬籠と言えば江戸時代、中山道の宿場町として妻籠宿とともに栄えた宿場町です。

私が高校時代に修学旅行で一度訪れた事があるのですが、それ以来一度も訪れて無くてこの機会に立ち寄ることにしました。

霧ヶ峰から向かうと約2時間ぐらいの道のりになります。

諏訪湖インターで昼食を摂りならが向かったので着いたのが3時ぐらいになってしまい、わずかな時間しか滞在できなかったのですが、夕日に照らされる町並みは趣があり素敵でした。

綺麗な石畳が整備されていて、結構な斜度の坂を登っていくのですが、道の両横に色んなお店が建ち並んでいて大変楽しめます。

私達はこの地方の名物、五平餅を食べたくて「かなめや」さんというお店に立ち寄りました。

こちらは色んなテレビ局が取材に来ていて有名なお店でした。

奥様が作るタレが美味しくて、優しい味わいの五平餅でした。

とっても香ばしい薫りがして美味しかったです。是非ご賞味ください。

帰るときに振り返った風景です。水車小屋が道の左脇に見えて、とっても思い出深い場所で高校生の時の時間が戻ってきた感覚になりました。

また訪れたい場所です。

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