この度家族旅行で箱根に行く事になったのでその前に箱根とはどういう所か?歴史から行ってみたい有名スポットを調べてみました。
箱根の歴史
箱根と聞くと真っ先に思いつくのが、箱根温泉ですよね。その名は世界にも知れ渡り多くの外国人の方も訪れる有名な温泉街となっています。
とっても険しい箱根山に公道ができたのが鎌倉時代だったようです。湯本から三島に抜ける湯坂道が最初とのことで、その後江戸時代には東海道が通じ西国から江戸に向かう交通の要所として関所が作られます。徳川幕府としては関東防衛の関所として箱根を位置づけていたようです。
東海道の箱根越えは困難を極めたことは地形からも分かりますが、そのため箱根での「一夜湯治」として江戸時代後期には宿場町として栄えます。
明治時代に入ると今の国道1号線の元となる幹線道路が開通します。大正時代になると箱根登山鉄道が湯本から強羅まで開通します。さらに昭和に入るとモータリゼーションの発達と共に多くの観光客がマイカーで箱根を訪れるようになり、日本有数の観光地として毎年多くの人々が訪れるようになります。
箱根町ホームページ参照
箱根の観光スポット
箱根ロープウェイに乗って大涌谷へ 黒たまごを食べる
箱根観光として外せないのが大涌谷ではないでしょうか?大涌谷は今から約3000年前に神山が噴火してできたもので、今でも硫化水素を含む噴煙があちこちから立ち上っていてその上をロープウェイで通れるというなんともスリリングな場所です。
箱根ロープウェイは早雲山駅〜大涌谷駅〜姥子駅〜桃源台駅を結ぶ片道約50分のロープウェイです。早雲山駅〜大涌谷駅では大涌谷の噴煙の真上を通ります。
詳しくは箱根ナビホームページをご覧下さい。

大涌谷で是非食べたいのが黒たまご。殻が真っ黒になったゆでたまごは大変珍しく、ここでしか味わえないものではないでしょうか?温泉池に入れて作られるゆで卵は温泉由来の鉄と硫化水素が反応して黒くなるようです。食べると寿命が7年延びるという言い伝えもあるようで、是非食してみたいと思います。
芦ノ湖 遊覧船
芦ノ湖と言えば毎年お正月に行われる箱根駅伝の往路最終ゴール地として有名ですね。
芦ノ湖の誕生も3000年前の新山の噴火が元で、大崩壊を起こした山の一部が早川をせき止めて湖になったようです。1周約20kmあり歩くには大きすぎますね。箱根海賊船という遊覧船が約1時間掛けて芦ノ湖の中を船で観光できます。小さなお子様やカップルの方、シニアの方がのんびりと芦ノ湖周辺の景色を楽しみながら船に乗れるのは気持ち良いですね。

箱根神社(九頭竜神社)
箱根のシンボルとも言える神社。その歴史は古く奈良時代の万巻上人によって建てられたようです。その後、坂上田村麻呂の東方遠征の際祈願されたことで、以後鎌倉幕府、室町幕府、徳川幕府からもあつい信仰があったようです。現在では関東のパワースポットとしても有名な場所です。

三島スカイウォーク
少し芦ノ湖から場所が離れますが三島スカイウォークも有名ですね。2015年に開業した長さ400mの吊り橋で日本一の長さだそうです。吊り橋から望む富士山や駿河湾の景色は想像するだけで鳥肌が立つほど素晴らしいですね。

美術館
箱根の周辺には多くの美術館があります。格式高いポーラ美術館を始め、ガラス、彫刻、写真、アンティーク、自然など様々な美術館が結集しています。様々な美術に触れたい方はぜひおすすめです。
箱根駒ヶ岳ロープウェー・水族館
箱根駒ヶ岳ロープウェーは芦ノ湖から標高1356mの箱根駒ヶ岳山頂を繋ぐロープウェイです。山頂からは芦ノ湖全体の眺め、雄大な富士山、広々とした駿河湾をのびのびと眺められます。同じ系列の箱根園水族館では様々な魚を見れたり、モーターボート、水陸両用バスがあったりと楽しめそうです。
以上、箱根芦ノ湖周辺の主な観光スポットを挙げてみました。その他にも箱根には沢山の見どころがありますので、是非箱根ナビのホームページでチェックしてみてください。
参照:箱根ナビ Wikipedia
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