ネーブルオレンジとレモンの苗を家の畑に植えました|ネーブルオレンジとレモンを解説

スポンサーリンク

今回は家の畑にレモンとネーブルオレンジを植えたのでその事を書かせてもらいます。私は今の家に引っ越しして約15年、もともと畑だった土地を住宅にして住んでいます。土地のすべてを住宅にするのではなく、一部を畑として残し毎年家庭菜園に活用してきました。ただ1家族の畑としては少し広すぎて活用しきれず毎年夏になると草が恐ろしい勢いで生えてきて悩みのタネとなります。さらに沢山野菜を作って食べきれないほどの野菜ができてしまい結局捨てる羽目になってしまいます。昨年もさつまいを植えて沢山掘ったのですが結局1回大学芋にして食べただけでその後ほおっておいたら腐ってしまってそのまま50個ぐらいの芋を畑に埋め直すというなんとも悲しい出来事が起こりました。大根もそうです。おでんに入れると美味しいし、作りやすいので冬には毎年植えるのですが子どもたちは大根がそれほど好きではなくてあまり食べません。結局は数十本の大根を処分する羽目になります。苦労して育てた野菜を捨てなければいけないのはなんとも切ないです。そこで畑の一部に果樹を植えることを思いつきました。果樹なら一度植えたら毎年大きくなっていくのである程度ほおっておいてもいいでしょうし、子どもたちも大好きな柑橘類が取れるということで喜んで食べてくれるのではないかということで植えることにしました。近所の園芸屋さんに行ったら沢山の植木が置いてあり夏みかんや八朔、りんごにぶどうと今まで果物は大規模な農園でしか作れないものと思っていたのですが意外に家庭でもつくる人が多いのだと驚きました。自分としてはオレンジを作りたいと思っていて、そこの園芸屋さんにあったネーブルの苗を購入しました。またレモンはあまり虫がつきにくいと言うことでレモン漬けや料理に添えても良いかなと思い購入しました。

ネーブルオレンジの特徴

私達日本人にとって馴染みが深いのがみかん(温州みかん)で、オレンジと言えばジュースというイメージがありますがもともとみかんとオレンジは同じインドが原産の食べ物です。それが中国を経由して日本に伝わったのがみかんでヨーロッパを経由して日本に伝わったのがオレンジです。みかんは外の皮も薄いのでむきやすく、実も薄皮に包まれているのでそのままでも食べれますが、オレンジは外の皮も厚くてむきにくくナイフを使わないとむけない品種もあったり、実も厚い皮で覆われているので剥かないと食べずらいですね。オレンジがどうして皮が厚くなったのかというと、実はヨーロッパの気候が大きく関係しているのです。アジアに比べてヨーロッパはどちらかと言うと乾燥していて薄皮だとすぐに水分がなくなってしまうので厚くして水分を守るように進化をしていったようです。さらにオレンジには大きく分けてネーブルオレンジ、バレンシアオレンジ、ブラッドオレンジの3品種に分けることが出来ます。ネーブルオレンジはどちらかと言うと酸味も甘味も強くて実の周りの皮も薄いのでそのままでも食べやすいのですが、絞ってジュースにすると苦みが出やすいのでジュースには適していません。それに対してバレンシアオレンジは甘味よりも酸味が強くて実を包む皮も厚いのでそのまま食べるよりはジュースにされることが多いです。ジュースにしても苦みが出にくいのが特徴です。

ネーブルオレンジの育て方

ネーブルオレンジの植え付けの時期としては一般的に3月下旬~4月上旬ごろが最適です。収穫時期は12月~1月頃。

苗木は高さ50~60㎝で切り返して植えるのですが、苗屋さんでは切り替えされたものが売っていたのでそのまま植えました。

日光を好むのでなるべく日当たりの良い場所を選ぶ方がいいです。用土としては赤玉土小粒7割、腐葉土3割ぐらいの割合で混合してベースとします。

植えた後は支柱を立てて風から守ります。

レモンの特徴

続いてレモンです。レモンにも数々の品種があるのですが日本で育てやすい品種としてリスボンが挙げられます。もともとレモンは温暖な気候を好むため日本の様に四季があり冬の寒さが厳しい土地では育てにくいのですがリスボンという品種は寒さにもっとも強い品種として日本の家庭でよく育てられています。実際我が家が購入した苗もリスボンです。

レモンの起源としてはインド~中国南部地域あたりと言われていてシルクロードを通してヨーロッパに伝わります。それから15世紀の大航海時代にアメリカに伝わり、フロリダなどの温暖な土地で広く育てられる様になりました。当時は航海時における船乗りの壊血症の予防としてレモンは欠かせない果物とされていたようです。レモンは豊富なビタミンCを含んでいて航海時の野菜不足によるビタミンを補う果物として重宝されました。

日本に伝わったのは約150年ぐらい前の明治時代。ヨーロッパに比べてレモンの歴史は浅いですが、その栄養価は今後日本でも重宝されるのではないでしょうか。

レモンの育て方

レモンの木は日当たりの良い暖かい場所を好むので、なるべく日当たりの良い場所に植えましょう。鉢植えも可能なので、ベランダなどで育てる場合は比較的大きな鉢で風が当たりにくく日当たりの良い場所で育てます。

レモンは剪定をすれば別ですが非常に上に伸びる性質があり2~4mぐらいに成長するので地植えをする場合は比較的広い場所を確保した方がいいです。

植え付けの時期としては3月下旬から4月中旬ごろが最適です。用土としては赤玉土小粒7割腐葉土3割を混ぜ合わせます。

水はやりすぎも良くないですが夏の日照りが続く様な場合はこまめに水やりする必要があります。

実際我が家に植えました

では実際我が家に植えた様子を紹介します。

ネーブルオレンジとレモンどちらも畑に植えようと思ったのですが6メートル以上の間隔が必要とのことなのでそれだけのスペースが無く、ネーブルオレンジを畑に、レモンを庭に植える事にしました。

こんな感じで赤玉土小粒と畑土を混ぜ合わせて植え付けていきます。

受けつてたあとは風に煽られないように支えをしてあげます(これは支えをする前)

レモンもこんな感じで受け付けました。午後から家の陰になってしまい少し日照時間が短いのが心配ですが・・・。

そんな訳で今回は我が家に初めての柑橘類の苗を植えた事を書かせてもらいました。今後の経過もまたブログに書きたいと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました