コーヒーは体に良い飲み物?|コーヒーの歴史や効能を紹介

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今回は私が毎日欠かさず飲むコーヒーについての記事です。私がコーヒーを飲み始めたのは高校生ぐらいではなかったかと思います。テスト勉強で夜更かしをする時に眠気覚ましに飲み始めたのがきっかけだったと思います。最初はコーヒーに含まれるカフェインが体に良くないから飲み過ぎないほうがいいと言われて時々しか飲んでいなかったのですが、それがいつしか朝食後の1杯、昼食後の1杯、夕食後の1杯と1日3杯ぐらい飲まないとなんとなく落ち着かないほど毎日の生活に欠かせ無い飲み物となりました。なぜこんなにもコーヒーは世界中で愛されている飲み物となったのか、その歴史と効能を紹介します。

コーヒーの歴史

まずコーヒーの起源について幾つかの諸説があるようですが1つ目が9世紀のエチオピアでヤギ飼いの少年カルディがヤギが跳び跳ねることに気づきその原因が木に実る赤い実(コーヒーノキ)が原因だと分かりそれ以来眠気覚ましにその実を利用されるようになった。2つ目が13世紀のモカでイスラム修道者のシェイク・オマールが王女に恋をしたため街を追放されたが山の中で鳥に導かれ赤い実を見つけ許されて戻った後その効用を広めた。

3つ目は15世紀のアデンでイスラム律法学者のゲマレディンが体調を崩した時、以前エチオピアを旅した時に知ったコーヒーの効用を確かめ、その後眠気覚ましとして修道者たちに勧めた。

Wikipedia参照

コーヒーが世界に広まり始めたのは16世紀のオスマン帝国時代です。エジプトからトルコのコンスタンティノープルに伝わります。その後17世紀にはヨーロッパに伝わり各地でコーヒーショップが誕生しました。日本にコーヒーが伝わった時期は諸説ありますが、江戸時代に長崎の出島でオランダ人から伝わったのではないかと言われています。日本に伝わった当初はその独特の苦みのために日本人にはあまり好まれずなかなか広まらなかったようです。それが明治大正昭和と時代を重ねるにつれて日本全土にコーヒーショップ(喫茶店)が広がり今ではくつろぎの場にコーヒーは欠かせない存在になっています。

主なコーヒーの種類

コーヒー豆の栽培は赤道を挟んで南北25度までのコーヒーベルトと呼ばれる地域で主に栽培されていてそれを世界各国に輸出しています。

各地で栽培されているコーヒー豆はその土地ならではの味や風味がありその違いが楽しめます。ただストレートで飲むと酸味が強かったり苦みが強かったりするので私達が普段飲むコーヒーは数種類をブレンドしたコーヒーが多いです。ブレンドの配合比率を変えることによりマイルドな味わいを出していけるのです。では有名なコーヒー銘柄と特徴を紹介します。

ブルーマウンテン・・・言わずと知れた世界最高峰の品質といわれる銘柄です原産地はジャマイカ。調和の取れた味わいと卓越した香りが特徴です。価格も高価です。

モカ・・・もっとも古いブランドで独特の酸味に甘みとコクが加わります。原産地はイエメン、エチオピア。カフェモカなどの商品名になっていますね。

キリマンジャロ・・・強い酸味とコクが特徴。酸味が強いので苦手な方は多いかもしれません。逆に酸味を好む方はよく飲まれます。原産地はタンザニア。

コナ・・・米国で唯一のコーヒー生産地ハワイのブランド。ブルーマウンテンに次ぐ高級なブランドで強い酸味とコク、風味を持ちます。ハワイのお土産でいただきましたが大変おいしいコーヒーでした。

グラテマラ・・・南米が原産で他の銘柄に比べて安価ではありますが、さわやかなキレの良い後味が特徴です。

コロンビア・・・酸味と甘味のバランスが取れていてブレンドのベースとしてよく使われています。価格も安価でお手頃。

ジャワコーヒー・・・インドネシア原産のブランド。日本では馴染みのある銘柄。マイルドな味わいが特徴。

SAWAI  COFFEE  HP参照

コーヒーの効能

いよいよ今回の本題、コーヒーは体に良いのか?について調べてみました。

まずコーヒーに含まれている成分でもっともよく取り上げられるのがカフェインではないでしょうか?

確かにコーヒーには緑茶や紅茶に比べてカフェインが多く含まれています。その量としては100ml(約1杯弱)で60mg。成人のカフェイン摂取上限が400mgといわれているので1日にコーヒー3、4杯は飲めることになります。

コーヒーをお茶代わりに飲むほど好きな方はカフェインの過剰摂取により動悸、手の震え、吐き気などの中毒症状に気をつけないといけないのですが、1日3杯程度でしたら問題ないかと思います。

またカフェインは交感神経を活発にするので眠気改善効果がある反面寝付きを悪くするので少なくとも就職の4時間以上前までに飲むことをお勧めします。

カフェインは眠気を改善させる以外体に悪いと思われがちですが、実は最新の研究では体に良い様々な働きがあります。

その一つが気管支喘息を改善させる可能性があるということ。実際自分も幼い頃(高校生頃まで)よく喘息の発作を起こしていました。それが20歳ごろから全く喘息を起こさなくなりました。それは様々な生活環境が変わったことが大きいと思いますが、その中の一つとしてコーヒーを嗜むことも一つの理由になるのかもしれません。

またコーヒーは代謝をあげるので脂肪の分解を促進させダイエットにも効果的です。さらに利尿作用があるので老廃物の排泄も早め、体の解毒作用にも働きます。

カフェインには体のリラックス効果もあります。コーヒーの香りにもリラックス効果があり脳からα波が出ることがわかっています。コーヒーを飲むことによりくつろぎのひと時を感じられるのも科学的に証明されています。

コーヒーには実はポリフェノールも多く含まれています。ポリフェノールは植物が持つ苦味や色素の成分で活性酸素から体を守る抗酸化作用があり、がん、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中などの予防になります。

ポリフェノールといえば赤ワインと思われがちですが、実はコーヒーには赤ワインと変わらないほどポリフェノールが含まれています。赤ワインを毎日飲むことはよほどのワイン好きの人しか飲めないですが、コーヒーなら毎日飲むことは可能です。

さらに国立がんセンターの約20年近い追跡調査によると毎日コーヒーを飲む人は飲まない人に比べて肝臓がんのリスクが半減したという報告もあります。

一昔前はコーヒーは眠気覚ましにはなるが体には良くないという風説がなんとなくありましたが、今ではむしろ健康に関する様々なメリットがわかってきています。

コーヒーの美味しい飲み方

最後に自分が毎日飲んでいるコーヒーの飲み方をお伝えしたいと思います。とは言っても、なにも特別な事は無くごく一般的な飲み方をしています。

コーヒーをできるだけ酸化させないためには豆を直前に挽いて、ドリップするのが良いと思いますが出社する身としてはなかなか毎日豆を挽くことはハードルが高いので、今は挽いた粉コーヒーを買ってきて毎朝お湯を注いでその日1日分(2杯分)のコーヒーを作って飲んでいます。

朝食後にお湯を注ぎコーヒーの香りを嗅ぐことで幸せを感じます。さらに入れたてのコーヒーをチョコと共に飲むことが毎朝の日課になっています。コーヒーとカカオ70%以上のチョコはポリフェノール含有としては最強の組み合わせではないでしょうか?

そんな訳で今回は私が毎日愛してやまないコーヒーについて書かせてもらいました。何かの参考にしていただければ幸いです。

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