硬式テニスの魅力を紹介|交流戦編

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前回のブログでは40代で再び硬式テニスを始めたきっかけ、テニススクールから市のテニス同好会について書かせてもらいました。今回は市民テニス交流戦参加までの経緯を書かせてもらえたらと思います。

私が硬式テニスを始めたのは大学1年の時です。大学では約2年半部活動に励み、それなりにボールを打てるようになりました。大学を卒業してからはしばらくテニスからは遠ざかっていたのですが30歳頃から仕事先の関係で再びテニスを始めることになり、とは言っても月に1回程度の緩い感じでテニスをやっていたのですが38歳頃まで続けていました。それからまた5年ほどテニスをする機会が無くなったのですが42歳頃から娘がテニススクールに通い始めたのをきっかけに自分も週1ペースでスクールに通うことになりました。そして、44歳頃から市のテニス同好会に入りテニススクールと同好会の両立で現在に至っています。

テニス同好会では毎週仲間と2時間ほど5ゲーム先取のダブルスの試合をランダムにパートナーを変えて行っていくのですが、そうやって試合を重ねていくと段々と自分のレベルを試してみたいという欲が出てきて市のテニス大会に参加することになりました。

私の市にはテニス連盟という組織があり、私が所属している同好会の他に過去にインターハイを経験したような人を集めた某テニスチーム、広域病院の職員さんが中心のテニスチームの3つの会で作られている連盟です。最近はそこにまた別の企業団体のチームが加わり計4チームのリーグ戦で行われます。

初めて参加したのが2022年2月。対外試合は大学の部活以来だったので結構緊張しました。またパートナーの人はテニス同好会メンバーですが一緒に組んで練習する機会もそれほどないのでほぼぶっつけ本番で当日を迎えた感じでした。

朝の8時ぐらいに集合しまず組み合わせ抽選会があるのですが、1リーグ3チームの総当りでリーグ内での優勝者が決勝トーナメントに出場できます。予め事前の実力によって同じチームが被らないように振り分けらたくじを引いていきます。くじ引きが重要でここで強いチームばかりのリーグになってしまうと1試合も勝てません。

その時は運が良くて1チームは強い相手でしたが、もう1チームは同じようなレベルのチームでした。しかも、普段通っているテニスサークルに所属している人だったのでどんなプレーをするのかが分かったのでラッキーだったと言えばラッキーでした。

そんな訳で組み合わせが決まり、いよいよ第一試合です。その日はあいにくの天候で風も強く時折雪が降ってくるという最悪のコンディションではありましたがそれは相手も同じなので仕方がないことですが、対外試合デビューとしてはもう少し晴れ渡った清々しい日がよかったなあと。

大学時代の試合では試合前にストローク、ボレー、サーブを一通り練習出来たのですが連盟の試合になるとデュースコート、アドコートそれぞれ2本のサーブ練習だけで終わりです。そんなものかと思いながら第一試合を迎えたのですが、第一試合が運良く強いチームでは無くて同じテニススクールに通っている人のチームだったので上手くいけば勝てるのではないか?という気持ちで臨みました。

流石に最初は緊張からかストロークに力が入ってしまいアウトする事が多かったのですが、段々と試合の雰囲気に慣れるにつれて余裕をもって試合に臨む事が出来るようになってきました。特に前衛での動きが段々と良くなってきて上手いタイミングでのポーチボレーがでれるようになってきて何度かポイントを取ることが出来ました。

ただ試合はやはり流れが大事でどちらに転ぶか分からないポイントがあります。その場面が3-1で迎えた相手のサービスゲームだったのですが、デュースまでもつれてここを取られると流れが相手に行ってしまうような場面で相方の人が粘ってくれてブレイクすることが出来、ゲームカウント4-1になったので俄然楽になりました。やはり先に4ゲームを取ると気持ち的に楽になります。

その後は互いにサービスゲームをキープし6-2で初陣を勝利することが出来ました。勝てたのは一緒に組んでもらった相手の人が上手くリードして試合の主導権を取ってもらえたのが大きかったですが、それでも対外試合で勝利できたことは大きかったです。

勝利の余韻に浸っていたのもつかの間、次に対戦するチームのプレーを見て愕然としました。まったくレベルが違う。サービスの質も、ショットの強さも、ボレーの正確性も非の打ち所がないとはこのことです。試合前からとても歯が立たないと分かっていながら試合をするのはメンタル的にきついですが、対戦して得られることは大きいので良い所を盗むつもりで挑みました。

いざ試合をしてみると予想通りまったく歯が立ちません。まずサーブが相手コートに返らない。スピン量が半端なくコートに落ちてからのボールの跳ね方が凄まじくて手が届かないのです。大学の試合ではそんな選手はいましたが社会人になってからそんな人と試合をすることもまずなかったので体がとても付いていきません。

一度自分のサービスゲームの時に40-15までリードしたのですが、そこから勝たせてもらえないのが強い人の集中力です。ファーストサーブが入らなかったのも痛かったですが、セカンドの自分のスピンサーブでは相手の打ちごろのチャンスポールになってしまって上からたたかれてあっけなく抜かれてしまいます。このレベルだとこの先自分がどんなに練習をしても勝てることは無いな、とあきらめるしかありませんでした。結局試合は0-6の完封負けであっけなく終わってしまいました。それでも、もう少し大事な場面でのファーストサーブをしっかり入れていこうという課題は得れました。

そんな訳で初めて出場した市の交流試合は1勝1敗という結果で終わったわけですが、試合でしか得れない経験を色々することが出来ました。試合に勝つためにはやってはいけない事、ここは絶対に粘らないといけない場面などさまざまな局面に出くわします。そのポイントを一つづつ丁寧に取っていけるようになるとおのずと勝ててくるのではないかと思います。自分はまだまだそういった試合の勝ち方を考えたプレーが出来ていません。まずは安定したプレーを身につけ、その上で試合をコントロール出来るような動きなり考えを身につけれるように今後も練習に励みたいと思っております。

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