コスパが最も良い暖房器具はなにか?|それぞれの光熱費を比較

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季節も11月になると朝晩の寒さがこたえる時期となってきます。そろそろ暖房器具の用意をする時期になってくるのですが、昨今の光熱費の値上がりを考えると快適性もさることながら光熱費が安く抑えられる暖房器具はなにか?気になります。

そこで今回は私が今まで使ってきた暖房器具を一つ一つ検証して、どれがコスパが良くそれでいて快適性も確保されるのかを検証したいと思います。

ここでは1kwh=27円として暖房器具を比較していきたいと思います。

(1kwhとは1時間に1000w使用したときの電気代です)

電気代の比較はお住まいの地域や使用される器具の違いによっても変わってきますのであくまで目安としてお考えください。

こたつ

日本の冬にとってこたつは欠かせない暖房器具ですね。私が幼い頃は冬となれば家族がみんなこたつに入りみかんを食べながらテレビを観ていた記憶があります。

そんなこたつも最近の家庭では部屋が狭く感じるとか入ると動けなくなるとか埃が立つなどの理由で置かれない事が多くなってきました。

でも実は光熱費を考えると大変コスパの良い暖房器具なのです。

一般的な4〜5人用のこたつの消費電力は400〜500Wですが、保温状態時は100W〜200W程度です。1時間の電気代としては2.7円〜5.4円程度になります。

電気ヒーター

電気ヒーターの最大のメリットは、温まりたい時にすぐに暖かくなってくれるという事ではないでしょうか?我が家では2畳の書斎で過ごしたいときに体のすぐ横に置いて温まったり、冬場のキッチンの寒さをしのぐときなどに使用しています。冬場のキャンプに持って行くこともあります。

電気ヒーターも製品によって消費電力は様々ですが、一般家庭用の電気ヒーターは300W〜1200W程度のものが多いです。1時間の電気代としては8円〜32円程度になります。こたつに比べると高めです。

石油ファンヒーター

電気と灯油では比較が難しいのですが、石油ファンヒーターも代表的な暖房器具ですね。着火したらすぐに暖かくなるし、温かさの威力も強いです。ただ石油独特の臭いがあるので気密性のある現代の家ではあまり使われていない印象です。

石油ファンヒーターもメーカーや灯油価格の変動によって光熱費は変わってきますが、一般的な灯油ファンヒーターの1時間当たりの消費量0.1L~0.4L 1リットル辺りの灯油代を100円とすると1時間に10円~40円になります。

ガスファンヒーター

ガスファンヒーターは石油ファンヒーターに比べて臭いもそれほど気にならず、それでいて温かさもしっかりあるということで現代の家庭には普及してきていますね。

ガスファンヒーターも都市ガスとプロパンガス、またその時々の情勢で値段は変わってくるのですが1時間当たり約40円前後が一般的なようです。

オイルヒーター

オイルヒーターは空気を汚さないということで好まれる方も多いと思います。実際私も以前使っていました。

オイルヒーターも強弱によって消費電量が変わりますが1時間あたり600W~1500W

が一般的です。1時間の電気代としては16.2円~40.5円ほどです

床暖房

我が家にも床暖房は設備しているのですが、あまり使う機会がないのが現状です。その理由としてなんとなく光熱費がかかる印象があるからです。床暖房も電気式とガス式では掛かる値段が違いますが我が家はガス式でしかもプロパンガスなので割高です。ただ足元の温かさは格別で幸せを感じます。

床暖房は温水式によっても違いますし、使う畳数によっても変わってくので比較は難しいですが8畳の電気式床暖房ですと消費電力は1500W程度と考えられますので1時間あたり40円程度になります。温水式だともう少し安くなることもあり他の暖房器具と大差はないようです。

電気カーペット

床暖房と同じく足元を温める器具として電気カーペットもあります。こちらは電気のコイル式なので床暖房よりはコスパが良いのではないかという印象ですがどうでしょうか?

ここでは3畳用のほっとカーペットを取り上げます。1時間の消費電力は約700W、1時間あたり20円程度になります。

エアコン

最後に最もよく使われているエアコンの暖房はどうでしょうか?

エアコンも機種や対応畳数によって変わりますが、8畳程度のエアコンの消費電力は1時間あたり約700W。1時間あたりの電気代としては約20円程度になります。

以上を比べてみて最も電気代の掛らない暖房器具はこたつと言うことが分かりました。続いてエアコンと電気カーペット、その他の暖房器具は大体同じぐらいの電気代だと思います。

以上を考察すると当たり前ではありますが部屋全体を温めるよりも足元や座っている部分だけを暖かくして過ごす器具の光熱費が安いですね。最も光熱費を安く済まそうとお考えであれば上半身を暖かくしこたつに入って過ごす事をおすすめします。

Looopでんきホームページ参照

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