体にとって大敵なトランス脂肪酸とは?|その理由を詳しく紹介

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今回は、について書かせてもらいます。

油、油、油、ゲシュタルト崩壊・・・・・。

油ってこんな字だったっけ?

そんな訳で、油についてです(・∀・)

さて、ここで問題です。私たちが1年間に最も口にしているものは何でしょうか?

それは、今回の題目のです。

最近は様々な油の効能がうたわれるようになり、スーパーに行ってもその種類の多さに一体どの油が健康に良いのか?よく分からなくなってしまいます。

そこで、大きく油の種類を分けると

飽和脂肪酸不飽和脂肪酸に分かれます。

そして不飽和脂肪酸の中にも 一価不飽和脂肪酸多価不飽和脂肪酸に分けることが出来ます。

さらに分けると、多価不飽和脂肪酸の中にはωー3系、ω-6系、ω-9系と分けることが出来ます。

日頃摂取している脂肪酸にもこんなにも色んな種類に分けれるんですね!(^^)!

それぞれの代表的な油は

飽和脂肪酸・・・ラード、バターなど

ω-3系・・・亜麻仁油、えごま油、魚の油など

ω-6系・・・サラダ油、大豆油など

ω-9系・・・オリーブオイル、菜種油など

などです。

以上の油をバランス良く摂ることが健康に良いと言われています。

ところが、日頃の生活、また世の中にあふれかえっている油は圧倒的に飽和脂肪酸とω-6系の油です。

特にω-6の油は様々な加工食品にも含まれています。その理由として安価に手に入る事。

そして、私たちが子供の頃から知らず知らずに食べていた油が大変体にとって危険なものだったのです。

私たちは、小さい頃から菓子パンを沢山食べ、インスタントラーメンをこよなく愛し(そうでない人もいると思いますが・・・)、揚げ物をほおばってきました。

私の小学校時代は、土曜日の昼は学校から帰ってきたら必ずインスタントラーメンを自分で作って食べていました。成長期の頃には必ず2袋食べていました。

また、高校時代になるとお弁当はお昼前に食べ、お昼は校内販売の菓子パンを毎日の様に食べていました。

こんな、恐ろしい行為を私は知らず知らず繰り返していたのです。

パンなどに多く含まれるマーガリンやショートニング、これらはω-6系の植物油脂から作られます。植物油脂というとサラダ油などの液体状の油ですが、こちらを固形化する技術が今から100年ほど前に開発されました。

マーガリンがバターに比べて安価に手に入いり、それでいてさらさらしていて食べやすいということで、僕が小学校時代などはほとんど食パンにはマーガリンを付けて食べていました。

ところが、1990年代に入りマーガリン、ショートニング、カップラーメンなどに含まれるトランス脂肪酸というものが体に良くないものという認識がなされてきました。

トランス脂肪酸と言えば10年ほど前から盛んに規制がされるようになり、アメリカをはじめ世界各国で加工食品への表示が義務づけられるようになりました。

トランス脂肪酸とは植物油脂を水素添加することによりできるものです。液体状の油を固形化する過程で水素を2重結合に添加することにより固形化し、さらさらとした食感を出すことができるのですが、それがうまくいかない油はトランス体の脂肪酸が出来てしまいます。

トランス脂肪酸は人体にとってまったく必要ではない物で、さらに人体はそれを異物と認識して炎症を惹起します。そのため、アレルギーを誘発したり血管をもろくしたり、太りやすい体質にしたりと、良いことはなにもありません。

ですから、最近の世界の流れとしてなるべくトランス脂肪酸を摂らないように気をつけましょうとなってきているのです。

ところが日本は諸外国に比べてまだまだトランス脂肪に対する意識が低いように思えます。加工食品への表示もまだまだされていません。

ですから、なおのこと日頃からトランス脂肪酸に対する意識を持って食品を摂る必要があると思います。

最近はマーガリンやショートニングでもトランス脂肪酸除去のものが増えてきていますので、そういったものを選んで食べるようにしたいものです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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