硬式テニスの魅力を紹介 40代編 その2

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前回のブログでは40代になり再びテニスを始めたきっかけを書かせてもらいました。今回はテニススクールに通い始めて1年が過ぎた頃からの事を書かせてもらいます。

テニススクールに通い始めて1年を過ぎると新しいラケットが欲しくなる

テニススクールに通い始めたときにバボラのピュアドライブを購入して1年近く使ってきたのですが、そろそろ新しいラケットが欲しくなってきました。もちろんピュアドライブに不満を感じて変えるわけでは無く、単純に今まで使ったことがないメーカーのラケットを使ってみたいという欲求からのことですが、そのメーカーがヘッドでした。

ヘッドというよりはラジカルを一度は使ってみたかったのです。その理由は自分が大学時代にとても憧れたアンドレ・アガシが使用していたラケットだからです。

アガシは自分が最もテニスにのめり込んでいた大学時代にピート・サンプラスと激闘を繰り広げた超有名なテニス選手です。ピートがどちらかというとサーブアンドボレーのプレイスタイルであるのに対しアガシはベースラインからのハードヒットを軸にしたプレースタイルでした。

自分の大学時代のプレースタイルもあまりネットに出ることはなくストローク中心のテニスをしていたのでアガシのプレイにはとても憧れていました。ただ、その当時使っていたのがヨネックスのRDシリーズでヘッドは使っていませんでした。その当時ヘッドはまだそれほど広まっていなくてラケットと言えばウィルソン、ヨネックス、プリンス、ダンロップが多かったです。

それから約25年が過ぎ、今やヘッドは世界中で使われるラケットになりました。しかもシリーズが沢山あってプレイスタイルによって選べるのも魅力的です。

ラケットの紹介はまた別のブログにして、ヘッドのラジカルを購入した時に戻りますが、2019年モデルのラジカルMPを購入しました。

初めてボールを打った感触としては全然ボールが飛ばない・・・・、という感覚です。

今までバボラを使っていたのであまりにもバボラに比べてボールが飛ばないことに驚きました。最初はアガシのハードヒットを思い描いてた自分としては結構衝撃で、ストロークもサービスラインを少し超えたあたりまでしか飛ばず、ベースライン近くまではなかなか届かない感じでした。

ヘッドのラケットに慣れるのに少し手こずるなと感じ、自分の非力なストロークで50Pのテンションではボールが飛ばないと思い、思い切ってテンションを45Pまで下げました。そうすると、ようやくボールもベースライン近くまで飛ぶようになりました。

なかなか最初はラジカルに慣れるのに時間がかかったのですが、使い始めて3ヶ月もするとラジカルの操作性の素晴らしさがわかるようになってきました。いわゆるボールのコントロールがとてもしやすいということです。今まで使っていたピュアドライブだと少し力を入れたストロークをしてしまうとすぐにアウトになってしまっていたボールも、ラジカルだとベースラインギリギリに落ちてくれます。さらにすごいのがボレーがやりやすいこと。これはおそらくフレームの硬さ、グラフィン360の凄さだと思うのですがフレームが硬いのでボレーなどの強いボールを打っても面がブレないと言うことが大きいのだと思います。さらにフェースが98平方でヘッド独特の縦に細長い形になっているので非常に振り抜きが良い。この振り抜きの良さに魅了された方はおそらくヘッドがやめれなくなるのではないでしょうか。今となっては自分もその一人ですが・・。

市のテニス同好会にに入会する

テニススクールに通い始めて約1年、週一回のテニスでは物足りなくなってきて土日もテニスがしたいと思うようになってきました。またテニススクールはどちらかというと練習が中心でまるっと試合をすることができなかったのでもっと試合がしたいと思うようになってきました。

そんななかたまたま新聞で市にテニス同好会があることを知り、ホームページで調べてみると誰でも気軽に参加できるということだったので、早速見学に行きました。

そこは年齢は40代から70代ぐらいまでの方が50人ぐらい参加されていて、100円で2時間ランダムに相手を変えて試合ができるなんとも嬉しい同好会でしたので即入会することにしました。

そのテニス同好会はほんとに年齢層が幅広く参加されていて、70代の方でも試合になると粘りのあるストローク、ボレーをされます。試合巧者というか、自分はどちらかと言うときれいなショットを打ちたい派なのですが、そこの方は試合に勝つことが大切なのでフォームどうのよりも急所をついたボールを打てこられます。

40代の自分は最初は動きにも自信があったのですが、いざ試合をしてみると全然勝てないのです。経験の差と言うか、試合をやってきていない自分としては試合にかつセオリーが全く無い中ただボールを打っているだけだったのでなかなか勝つことができませんでした。

それでも入会して半年を超えるぐらいになるとようやくダブルスの動きが掴めるようになってきて試合にも勝てるようになってきました。やはり、練習だけでは身につかない試合を実際にすることで試合に勝てる勝ち方を身に着けていかなければいけません。

最後にヘッドの歴史を少し紹介します

ヘッドはもともとスキーブランドとして誕生しました。1950年代にハワード・ヘッド氏が考案したメタルスキーが始まりです。1970年代にはグラスファイバーを使ったラケットを考案し、1994年にアガシがラジカルを使い始めます。ラジカルには様々な素材が使われ何代もモデルチェンジが重ねられてきました。

カーボン、リキッドメタル、マイクロジェル、グラフィンと素材を変え、2022年現在で29年の歴史があります。

それだけの歴史が積み重ねられ現在まで引き継がれてきたヘッドのテクノロジーを今使えていることにとても感動を覚えます。

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