福地山登山体験記|福地温泉はまさに秘境の温泉だった

スポンサーリンク

今回は2020年11月に行った福知山登山の様子を書かせてもらいます。

私が本格的に登山を始めたのが2019年11月、秋も深まった養老山からでした。本当はこの時我が登山の師匠から福地山に一緒に登ろうとお声を掛けていただいていたのですが、あいにく都合が悪く1年越しに福地山に登ることが出来ました。

師匠がどうして岐阜県の平湯にある福地山を選んでいただいたのか?それは自分がいつか北アルプスを登りたいという希望を伝えていたからです。そして、福地山はその北アルプスが美しく見えるとても素晴らしい山であること、さらには往復7時間程度の山であること、初心者の自分にとってはとても登りやすい山という理由だったからです。

それでは、福地山がどういった山であるか紹介したいと思います。

福地山の場所

Google Mapより

こちらが福地山の場所です。地図の下にある158号線は高山から平湯に向かう道です。高山から福地山までは車で約40分ほどで到着します。

地図の福地山から右手の方向に斜めに見えるのが焼岳から穂高連峰につながる北アルプスの山々です。ちょうど焼岳を挟んで反対側に大正池をはじめとする上高地があります。

ちなみに平湯トンネルを抜けて福地山に向かう途中にあるあかんだなバスターミナルは上高地へ向かうシャトルバスの発着場所です。

道の駅で前日泊

私達は前日の18時頃に出発し、20時頃に高山の道の駅で宿泊をさせてもらい翌日早朝に出発するという行程で福地山登山を決行しました。

11月の道の駅は全く人気もなくて、駐車場も自分たちだけでしたので迷惑も掛けずに宿泊することが出来ました。

夜真っ暗の中で道の駅に宿泊したので周りの景色は全く分からなかったのですが、朝起きると11月の山々の紅葉が素晴らしく思わず見とれてしまいました。

福地山登山口

朝6時頃に道の駅を出発し福地山登山口に向かいました。福地山登山口は福地温泉地の中にあり温泉宿泊地としても有名です。

登山口近くにはレトロな朝市場が開かれていました。実に昭和チックな味のある建物です。

市場から道を挟んですぐ反対側が登山口です。ぱっと見登山口とは分からないぐらいですね。

福地山登山の様子

登山口から登り始めるとふかふかの落ち葉が降り積もっている細道を登っていきます。秋の登山の楽しみとして落ち葉の香りを感じながら登れることも嬉しいですね。

登り初めて約2時間ほどで中間地点の無念平に到着しました。かつてこの地の教育に尽力された篠原憮然の石像があります。

さらに登って行くと薮の中の急登もあります。

さらに登って行くこと1時間、遂に穂高が見えてきました。あいにくの天気で山頂が雲に隠れてしまっているのが残念です。

焼岳も見えてきました。上高地からの焼岳は以前観たことありますが、岐阜県側からは初めてです。麓の紅葉も美しく素敵です。

そして登ること約4時間、遂に福地山山頂に到着しました。残念ながらこの日は穂高方面は雲に隠れてしまって観ることは出来ませんでしたが、それでも西穂高ロープウェイ方面の山々を一望出来るスケールは凄いです。紅葉の美しさも格別です。

せっかく登ってきた福地山ですが、時間も押していたので山頂で過ごす時間はわずか30分で下山しました。

下山もふわふわの落ち葉の中を下ります。思わず落ち葉で足を滑らしてしまいそうで怖かったです。

下りはスムーズで2時間程度で下りることが出来ました。

福地温泉 石動の湯

下山してからは登山口近くにある福地温泉 石動の湯に入り疲れを癒やしました。

今まで色んな温泉に入ってきたのですが、囲炉裏のある温泉は初めてでした。こちらは昔ばなしに出てくる囲炉裏が休憩所にあって、囲炉裏を囲んでビールが飲めたり、ラーメンが食べれたりします。

なかなか体験出来ない場所だと思います。さらに入湯料が300円と超リーズナブル。湯船もかなり手作り感があって素敵ですよ。是非体験してみてください。

今回は岐阜県の奥飛騨にある福地山と福地温泉を紹介させていただきました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました