名古屋コーチンですき焼きを作ってみた|ひきずり鍋の魅力を紹介

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みなさんは「ひきずり鍋」という郷土料理があることをご存じでしょうか?私は生まれてこのかた40年、全く聞いたこともなかったのですが先日名古屋コーチンを頂く機会がありまして、そのときに「すき焼きにすると美味しいよ、ひきずり鍋って言うんだけど」と言われて初めてそういった郷土料理があることを知りました。

名古屋コーチンと言えば今や愛知県を代表する高級食材として全国的にも有名ではありますが、その名古屋コーチンを使ったすき焼きがさらに絶品の味であると聞いて早速作ってみることにしました。

そのまえに、名古屋コーチンの特徴を紹介したいと思います。

名古屋コーチンは明治時代初期に愛知県で中国から入手したバフコーチンと岐阜地鶏を交配させて誕生したようです。

その後、他の鶏との交配をせず純血の血統を受け継いでいます。

筋肉の引き締まったスマートな出で立ちは、鍛え抜かれた武士をイメージさせる姿です。

適度に運動をさせて育てられていますので、身が引き締まっていて歯ごたえがあり、噛めば噛むほど肉の甘味が出てきます。またタンパク質が多く、脂質が少ないため大変ヘルシーな肉と言えます。

その名古屋コーチンで作るすき焼きは尾張地方では「ひきずり鍋」という愛称で古くからの郷土料理として親しまれてきたようです。

「ひきずり鍋」という名前の由来は諸説あるようで、もう一度食べたくなる様に味がひきずるという意味や鶏肉の皮が切りにくいので上手く切れなくて鍋の中から肉を取ろうとするといくつもの肉がひきずられてくる、などがあるようです。

では、実際引きずり鍋を作ったときの様子をお伝えしたいと思います。

まずはいつも我が家で大活躍の鍋を紹介したいと思います。

ストウブの鍋です。

こちらの鍋はまさに魔法の鍋で、特に冬場の鍋料理には欠かせない物となっています。そのデザインの良さ、4~5人家族の食卓にちょうど良い大きさ、取っ手の持ちやすさ、上蓋の重み、どれをとっても完璧と言えます。

特に上蓋の重さは素材の旨みを凝縮しながらしっかりと熱を伝えてくれるので食材の旨みを引き出してくれます。

是非、おすすめします。

こちらが頂いた名古屋コーチンです。赤身がかった肉、黄色い部分は筋なのか脂身なのか分かりませんが特有の色をしています。

そのお肉をストウブ鍋に入れて軽く焼きます。

醤油、料理酒、みりん、塩を少々加えて味付けします。

その上から野菜を投入します。野菜はお好みで。

さらに醤油、砂糖、料理酒、みりんで味付けをしていきます。

そのまま10分程度煮込むと出来上がり。

ではいよいよ名古屋コーチンのお肉を頂きます。

噛んだ瞬間歯ごたえの凄い弾力感を感じられます。さらに筋がコリコリしていて砂肝的な食感を感じられます。

また鶏肉の良いだしがでるのか野菜の旨みがまし、それでいてあっさりした油であるのでいくらでも食べれる様な食欲を出してくれいます。

これはうまい!!

ほぼ初めて名古屋コーチンを頂きましたがこんなにも美味しい鶏肉があるとは感動しました。

是非皆さんも名古屋コーチンを食してみてください、ずっとひきずるうまさですよ。

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