現代の子供達が生きていく上で、パソコンを初めとする情報技術の習得は必要不可欠と言われています。
なぜなら、私たちの身の回りを見てもパソコンやスマホを初めとするデジタル機器で溢れていて、多くの物がインターネットに繋がり、自分の家にいながらにして全世界の人と情報共有することが可能となっています。
さらに今後は車や家電などがインターネットと繋がり、より多くの物がネット上で制御される時代になるでしょう。
私たちの生活はますます便利になりその恩恵を受けていくことになりますが、それとは裏腹に今ある私たちの職業はロボットを初めとするデジタル技術にどんどん取って変わられます。
例えば、自動車工場の仕事を思い浮かべて下さい。
車一台を作るのに1人が1から部品を組み立てていては恐ろしく時間が掛り非効率です。
それを工場での流れ作業により多くの人が関わり一つの車を作り上げ効率を上げたのが産業革命でした。
産業革命においてはあくまで主役は人であり、如何に人が便利で効率よく仕事が出来るかの追求だったと思います。
ところが、時代の流れと共に世界各国において車の価格競争が起こり企業は如何にコストを抑え車を作り上げるかを競い合わなければならなくなりました。
もし工場で働くのが人ではなくてロボットだったら、そして多くのロボットを1人の人が制御できるようになればどれだけコスト削減になるだろうか?
そういった発想から生まれてきたのが現代のデジタル革命だと思います。
産業革命とデジタル革命とでは大きく違う事が、人が中心か物が中心かと言うことでしょう。
前者においては人の仕事が便利で効率的になるためにという事から始まっていますが、後者においては人がいなくても仕事が出来る環境構築に重きが置かれています。
そして、悲しくも今後その方向で世の中が進んでしまうと今ある仕事の大半がロボットに取られます。
それに薄々みんなが気がついているのに、動き出してしまった流れを止めることはもはや不可能でしょう。
今後の世の中で生き残っていくためには今ある仕事の概念を大きく変えてデジタル技術ありきの世界を見据えて行動していかなければいけません。
デジタル技術の恩恵を受ける単なるコンシューマーではなく、デジタル技術を制御出来る力を身につけなければいけないのです。
その力こそがプログラミングに他ありません。
デジタル技術はプログラミングにより制御されているので、プログラマーは今後ますます必要になってきます。
ところが、欧米や中国をはじめとする諸外国に比べて日本のプログラミング教育は大変遅れを取っています。
これは致命的としか言いようがないくらいに。
このままでは、日本の将来が大変心配になります。
そこに気がついて、最近になって小学校からプログラミング授業が始まろうとしていますが教えるノウハウが確立していないために手探り状態です。
こんな状況で私たち親は学校の先生にプログラミング技術を丸投げしてしまっていて良いのでしょうか?
これからの日本を担っていく子供達に親が真剣になってプログラミングを学習し、教えていく必要があるのではないでしょうか?
中学生の子供をもつ親として今更ながらその事に気がつきました。
そんな自分もプログラミングはチンプンカンプン。
パソコンですらインターネットでネットサーフィンをしたり、ワードプレスの浅い知識を使ってブログを書く程度。
そんな自分が独学でプログラミングを学習し、子供の教えれるまでになっていけるのか?
それほど時間はありません。子供の成長はあっという間です。
真剣に勉強して何かを発信できればと思っております。
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