私が登山をはじめて約2年。日帰りの登山を中心にしてきたのですが、段々欲が出てきて登山泊をしてみたくなりました。最初は山小屋利用を計画をしていたのですが新型コロナウイルスの影響でなかなか山小屋泊も難しい状況になってきたので、いっそのこと登山用のテントを購入してテント泊デビューをしてみようと思い立ちました。そこで今回はテント泊に必要な様々な道具を揃えるのに一体いくら掛かるのか?自分が選んだテントグッツを紹介しながらお伝えできればと思っております。
ザック
最初にこれはテント泊というよりは登山の基本の道具ですが、まず最初に購入しなけければいけ必須アイテムのザックです。
テント泊に必要なザックの容量としてWEBなど調べると最低50L以上とあります。ただ、私の場合はそんなに本格的にテント泊をやろうとは現時点では思っていなくて、年に1回程度初心者でも行けそうな場所でやれたらというぐらいの程度なので、値段の高い大型のザックではなくてぎりぎりテント泊の道具を持っていけそうな40Lのザックにしました。ザックのメーカーは様々あるのですが、私が購入したのがミレーのサースフェーというザックです。こちらは縦型で容量も40L+5L増やせるので見た目以上に沢山入ります。また、様々な工夫がされていてかゆいところに手が届いた作りになっているので気に入って購入しました。ちなみにお値段は約17000円ほどでした。
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テント
登山テントも様々なメーカーがありモンベルやアライテント、MSRなどがメジャーですが、やはりどれも高い。年に1回程度のテント泊を考えている私にとってはなかなか5万円近くするテントを購入する勇気は出ませんでした。そんな中、たまたまWEBを見ていて出会ったのがネイチャーハイクというブランドです。こちらは中国のメーカーなのですが、そのコスパの良さで評価されていて楽天やアマゾンで人気があるブランドです。その中でも定番のモデルがクラウドアップシリーズです。こちらは、モンベルで言うことろのステラリッジ。アライエントで言うところのエアライズなどの縦型のテントですが、なんと値段が1万円台で買えてしまうのです。最初は目を疑って性能は大丈夫なのかと心配になったんですが、実際使用してもしっかりとした作りで、組み立て方も簡単にできていているので、疲れた状況にはありがたい作りになっています。
組み立て方に関しては以前のブログを参考にしてみてください。
サイズは1人用、2人用とあるのですが、荷物が置きやすい2人用を購入しました。値段もそこまで変わりませんし、荷物が中に置けて広々している方が使い勝手がよくて、実際使ってみると2人用にしてよかったなあと感じます。

シュラフ
次にシュラフです。今までのキャンプでは化繊のシュラフを使用してきたのですが、登山を考えたときに化繊のシュラフだと重いしかさばるのでザックに入れるには不向きです。さらに高山のテント泊となると気温が10度以下は当たり前になってくるので、ダウンシュラフを購入しないといけない訳ですが、こちらもなかなかの値段がします。ダウンシュラフもダウンの種類や入っている量によって値段もまちまちですが、3シーズン使えるようなものだとFP800あるものが良いと言われています。ただ、私の場合は春秋のテント泊までは考えていなくて夏場に年に1回程度なのでFP550でも良いのではないかと思い、FP550のものを購入しました。しかもこちらもネイチャーハイクのダウンを購入しました。大手メーカーが3万円前後するところを1万円代で購入できます。それでいて、ダウンの量もしっかり入っていて暖かさも十分あります。ただ、少し獣臭がするのが若干気になりますので苦手な方にはおすすめしません。

マット
テント泊で欠かせないのが寝ごこちの良さです。登山で疲れた体を回復させるにもしっかりと睡眠を取るということはとても大切です。登山用マットっとしてはエアマットと発泡マットに分かれます。どちらもそれぞれメリット・デメリットがありますが、エアマットのデメリットとしては空気を抜くのに時間がかかるということが挙げられます。テントを撤収するのにも時間と労力がいるのにさらにマットのエアを抜くのにも苦労したくなかったので多少寝ごこちを犠牲にしても発砲マットにしました。たまたま、家にキャンプ用で買ったキャプテンスタッグのマットがあったのでそれを使用しました。
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ランタン
山には美し景色だけでなく優雅な時間が流れています。そして、夜の時間を快適にする意味でもランタンはかかせません。ただ、なるべく荷物を軽くしたいという思いから軽量のランタンを購入することにしました。登山用のランタンにも太陽光発電、USB充電、電池などいろんな種類があります。自分は太陽光発電に対してまだ信頼が置けなかったのでUSB充電式のものしました。USB充電式のメリットとしては軽量のものが多い点が挙げられます。また、予備電源としても使えるのでスマホの充電が減ったときなどにも便利です。
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バーナー
登山テント泊では食事をどうするかの問題があります。山小屋で食事を提供してもらえる場合は良いのですが、山小屋での食事は宿泊者のみというケースも多いです。そこで、最低2食は自分で作らないといけな状況が出てきます。泊まった日の夕食と次の日の朝食です。そこでの必須アイテムがバーナーです。バーナーと水さえあれば米であろうが、パスタであろうが、カップラーメンであろうが料理ができます。バーナーにも色々ありますが私はやはりコスパ重視でSOTOのバーナーにしました。
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バーナー選びに関しては以前のブログを参考にしてください。
以上が登山テント泊を考えたときに追加で必要なグッツですが、自分の場合掛った費用は約55000円ほどでした。なかなかの費用ですが、2,3年もすれば十分元が取れる金額ではないでしょうか。
今回は登山テント泊に最低限必要なアイテムを紹介しました。
登山テント泊は登山の楽しさと、テント内での楽しさ両方を味わえちゃうなんとも贅沢な時間を過ごせます。是非とも体験してみてください。
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