今回は初めて自分で梅を漬けてみたので、その時の様子と感想を書きたいと思います。
日本人にとって梅干しは実に馴染みの深い食べ物ではないでしょうか?
特にコンビニのおにぎりを買うとき、自分は必ず1個は梅のおにぎりを買います。お弁当にも梅干し一つあればご飯が進んでしまうという、まさに日本人の食には欠かせない食べ物ではないでしょうか?
そんな梅干しを自分で漬けてみる。それは思ってもいないことだったのですが、突然人から青梅を1kg頂いたので、これは経験かと思い自分で梅干しを漬けてみようと思い立ったのです。
そしてもっとも簡単に漬けれる方法はないか?と調べた結果、ジップロックで漬けれることが分かったのです。
では、自分が実際どの様にジップロックで梅干しを漬けたかその方法をご紹介します。
梅をよく洗う
先ずは梅をボールに移してよく洗います。
なんとも青々した美しい梅です。
爽やかな梅の香りもします。
焼酎と塩を用意する
つづいて焼酎と塩を用意します。
焼酎は殺菌作用の目的で使います。出来れば35度以上が良いのですが自分スーパーで売っている25度のワンカップを買ってきました。
塩も博多の塩などの粗塩を使います。1kg入りを用意します。
梅のへたを取る
つづいて梅のくぼみの中にあるへたを取る作業です。
爪楊枝などを使って1個づつ丁寧に取っていきます。このとき傷をつけてしまうとそこからカビなどの原因になるので注意が必要です。
梅に焼酎をかける
丁寧にへたを取った後はよく梅を乾かして水分を飛ばした後焼酎をかけていきます。
全体にまんべんなくかけれるように少しずつ注いでは混ぜてまた少しずつ注ぐとう作業を繰り返します。
焼酎を飛ばす
全体に焼酎をかけたあとはバットなどにキッチンペーパーを敷いてその上に梅を並べて焼酎をよく飛ばします。
ジップロックに梅と塩を入れていく
それではいよいよジップロックに梅と塩を入れていきます。
ここで大切なのは塩の量を何グラム入れるかと言うことなのですが、私はそのことを全く考えずに適当に塩を入れてしまったので後々大変な事になってしまいました。
一般的に梅の重さに対して20%程度の塩を入れます。
ですから、今回私が使った梅が約1kgだったので200gほどの塩を入れれば良かったのですが、なんと700gほどの塩を入れてしまったのです。
これは大失敗でした。なぜそんなに塩を入れてしまったのかというと、塩の量が少ないとカビる事があると聞いたからです。
でも冷蔵庫で保管するのであればまずカビる心配は減るので、20%どころか10%程度の減塩梅干しを作る方も多いみたいです。
皆さんもくれぐれも塩の量には気をつけてください。
では、ジップロックへの梅と塩の入れ方です。
こんな感じで下に塩を敷いてその上に梅を載せていきます。それを何度かに分けて入れていきます。
そして全部敷き詰めたら密封します。これは余りにも塩が多すぎますね💦
そしてその上に重しを載せます。家にある一番重い本が長淵剛さんのギター全曲集だったので使わせて頂きました。すいません^-^;
そうして一晩置くとこんな感じで梅から汁が出てきます。梅の色も変わってきました。そしてそのまま2週間程度寝かせます。
紫蘇をもみ洗いする
2週間後にスーパーなどで売っている赤紫蘇を買ってきます。6月になるとスーパーで売り出すので比較的手に入り易いと思います。
それをボールに入れて流水でよく洗います。
両手を使ってしっかりもみ洗いをします。
赤紫蘇を小さく潰しては水を掛けて、また小さく潰して水を掛けます。
このときに黒い液が出てくるのですが、その液が薄くなるまで何度も繰り返します。
かなりの圧力を必要とする作業ですが、ここを怠ると美味しい梅干しはできません。
黒い液をある程度出し切り、これぐらいまで赤紫蘇を潰せたら終了です。
ジップロックに梅と赤紫蘇を入れていく
こんな感じで梅と赤紫蘇を入れていきます。
ジップロックをしっかりと密封したら鍋などに入れてその上から重しを載せて約1ヶ月間冷蔵庫などで寝かせます。
もちろん常温での保管も問題ないのですが私はカビるのが恐かったので冷蔵庫で保管しました。
梅干しを干す
そして約1ヶ月後の梅雨明けの晴天を狙って約3日間天日干しをします。
干し方は様々ですが私はキャンプ用のネットに梅干しと紫蘇を入れて干しました。これが意外に便利で重宝しました。
こんな感じでクッキングペーパーをくしゃくしゃにして、その上に梅を並べていきます。
そして天気の良い日にベランダに干します。1日干すと大分水分が抜けますが、2,3日干すとほぼ水分がなくなり、乾いた梅が出来上がりまし。
梅干しが出来上がりました
そして遂に初めての梅干しが出来上がりました。
やはり塩が多かったせいか結構塩が浮き出てきましたが食べると梅の酸味がしかり味わえて大変美味しかったです。
やはり自分で赤じそをもんで作った梅はひと味違った味わいがあります。
是非皆さんも梅干し作りに挑戦してみてください。
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