初めてスポルティバの登山靴を買った|使用感、ガルモント登山靴との比較を紹介

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今回は初めて憧れの登山靴メーカー、スポルティバの登山靴を買ったのでそのレビューを書きたいと思います。

私が登山を初めて最初に買った登山靴はガルモントのミドルカットブーツでした。一言で登山靴と言っても種類や形状は多岐にわたり、最初は何を買ったら良いのかよく分からなかったのですが、登山家のユーチューバーの人がガルモントを紹介していたので、ガルモントにしようと決めました。

もちろん、モンベル、サレワ、スカルパ等も試した上で決めたのですが。実際、予算もそれほど無かったのでエントリーモデルでお手頃だったのも決め手の一つになりました。

ガルモントを約4年履いて、色んな山に行きました。3000m近い山にも登りました。テント泊をしたりもしました。

4年履いた感想は、ガルモント最高!!という一言に尽きます。

感謝しかないです。そして、これからも履きたいです。

何が良いのか?ガルモント以外の靴を履いていない自分にとって比較による良さを言うことはなかなか難しいのですが、おそらくという前提で話をしますと、「適度な柔らかさ、適度なクッション性、適度なホールド感」とでも言いましょうか?

他メーカーをいろいろ試着したとき、なんとなく硬いなと感じる事が多かったです。でも、岩場のゴツゴツした登山道を歩くにはある程度硬くて丈夫なものでなければいけないと言われてそれも一理あるなとは思いました。

でも、自分としてはあまりに硬すぎると長距離を歩いたときに足が痛くなるのではないか?という心配があり、登山はじめに足が痛くなるのも嫌だなと思い、柔らかく感じたガルモントを選びました。

それは自分にとって大成功でした。

アルプスのガレ場を歩いても、低山のぬかるみを歩いても、抜群の安定感を発揮してくれます。

それでいて、ソールのクッション性がすばらしく、上高地の横尾までの平坦な長距離をあるいても足への衝撃を和らげてくれて疲れにくいです。

本当に登山を始めるに当たって最初の一足としておすすめです。

4年登山をやってきて、そろそろ違うメーカーの靴も履いてみたいという欲求はどうしても芽生えてきます。

そして、以前から一度は履いてみたいと思っていたスポルティバの登山靴を購入しました。

スポルティバは自分にとっては少し高価な登山靴というイメージがあり、登山を続けるかどうか分からない最初から買うことは出来なかったのですが、登山の素晴らしさを知り、これからも体が動く限り登山を続けていきたいと思っている今は、むしろ登山上達へのステップアップの一足として購入したいと思っていました。

今回好日山荘で購入させてもらったのですが、ショップの方が勧めてくださったのが、「スポルティバ トランゴ TRX GTX」「スカルパ マルモラーダプロHD」でした。

スペック的にはスカルパ マルモラーダプロHDの方が上で、テント泊から縦走などもカバーしているのに対して、スポルティバ トランゴ TRX GTXは小屋泊を中心とした登山をモデルとしているようです。

履かせてもらった感覚は両者は全く違った靴でした。

スポルティバ TRX GTXはどちらかと言うと今まで履いてきたガルモントの靴の延長にある感じで、よりホールド感を高めた様な靴であるにに対して、スカルパ マルモラーダプロHDは足と靴が一体となると言うか、本当に靴下を履いているような密着感がありました。

化学繊維と革と言うのも違いがあるのですが、とにかくスカルパの密着度合いはすごかったです。

店員さんが言われるのは、もし雪山に行くような時はアイゼンを装着しないといけないが、そうなると硬い靴でないとアイゼンが装着できない、とのことでマルモラーダプロHDクラスの靴が必要になるとのことです。

自分としては雪山に行くつもりは今の所無く、夏の北アルプスを中心に登山をしていきたいと考えているので、やはりスポルティバを選ぶことにしました。

購入したスポルティバ TRX GTXがこちらです。

少し細身のイメージがありましたが、履くと自分の足にフィットしてくれました。特に足首のホールド感がしっかりしていて、安心感があります。

店員さんが言われるには、口紐は足首部分がしっかりと締めることが重要で、特に下りでは足首を支えることで足のずれを防げます。

左が今まで使ってきたガルモントの靴、右がスポルティバの靴です。

こう見ると、やはり足首部分がスポルティバの方が細く締まっている印象ですね。

横からはこんな感じ。どちらもカッコいいですね。

先日試し履きで1000m弱の山を歩いてきたのですが、スポルティバを履いた感想としては凄く軽く感じました。素材がそう感じさせるのかわかりませんが、4時間ほど歩いてもまったく疲れを感じませんでした。

ただ、ガルモントの靴と比べるとソールが薄く足への衝撃が伝わりやすい印象をうけました。

ソールが薄い方が岩場などを歩くときに、しっかりと岩の感触を感じられる良さがあるとおもいます。

ただ、平坦な長距離を歩いたときに足にどう影響するか、今回の登山ではその部分が分からなかったので次回もう少し長距離をあるいて実証してみたいと思います。

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