硬式テニスの魅力を紹介|社会人編

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あんなに学生時代に情熱的にやっていたテニスですが、卒業してから20代前半は全くやる機会がなくなり10年近くまともにラケットを握ったことはなかったのですが28歳頃に職場の関係で再びテニスをする機会に恵まれました。

10年もブランクがあったし、社会人でもあるのでスクールに通うことにしました。初めてのスクールということで一体どんな感じなんだろうとワクワクしながら通った思い出があります。

スクールに通っている方は社会人の人が多く、また男女一緒に練習するのでとても和気相合で楽しい練習ができました。コーチの方はかつてインターハイなどで活躍された方もいらして大変レベルの高いスクールでしたのでバシバシ練習もしてもらえました。そういうところがスクールの良いところで、自分では発見できない癖だったり、改善点を言ってくださるのでそれを素直に受け入れていくとすごく上達が早まります。学生時代はどちらかというと闇雲にボールを打っていたというか、ボールに触れる時間こそ長かったのですが自分を客観的に見て改善することや研究をあまりやっていなかったのでなかなか上達を感じれなかったです。ちょっと撃ち方を変えてみたり、スタンスを変えたり、サーブのフォームを変えるだけで格段にうまくいくことがよくわかりました。

余談になりましたが、そんな訳でスクールに通い始めました。そして久しぶりにラケットを購入したのですが、プリンス系列のスクールだったのでプリンスのラケットを購入しました。その当時に流行っているモデルがシャークだったのですが自分としてはもう少し面がコンパクトでかつパワーがあるラケットが良いと思いディアブロを選びました。大学時代に同じ部活の同僚がウィルソンのプロスタッフを使っていて、その当時だとピート・サンプラスが使っていましたし、スクールに通っていた頃はフェデラーが活躍し始めたころで一度は使ってみたいと思っていたのですが、それは叶いませんでしたけどディアブロもどちらかというとプロスタッフに近い面の小ささがあり、少しタイミングを外すとボールが持ち上がらない難しさがありました。でも、きちんと当たったときのフラット気味のボールの威力だったりボレーの気持ちよさがなんとも良い感触でとても気に入りました。

さあ、新しいラケットも買ったしいよいよ本格的にテニスを頑張ろうと思っていた矢先にだったのですが仕事が忙しくなってしまいスクールに通える時間がなかなか取れなくなってきてしまったので、残念ながらわずか半年でやめざるを得なくなってしまいました。

それからは、月に1回程度やるぐらいのごくゆるい感じで5年ほどやってきたのですが、30代後半になった頃には転職を期にまたテニスから離れることになってしまいました。30代にもう少し最低でも週1回程度テニスに触れていたらもっと技術はあがっていたと思いますがこの時期は他にも人生でその時にしかできない子供との時間を大切にしたかったので自分としてはそれで良かったと思っています。それでもやはりテニスを続けられたのは30代にテニスの機会を与えてくださった職場の方やスクールのコーチ、一緒に練習した方に感謝したいです。またいつか一緒にテニスをしましょう。

最後にプリンスのラケットについて少し書かせてもらいます。

プリントというメーカーはもともと1950年代メタルスキーの考案者であるハワード・ヘッド氏が当時ボールマシーンメーカーであるプリンスを買収してできたブランドです。

ヘッドと言えば今やジョコビッチやズベレフなどトッププレーヤーが愛用するラケットメーカーですが、実はもともとスキーメーカーが前進だったことに驚きます。

さらにヘッド氏が元々作ったラケットはプリンスのいわゆるデカラケといわれる当時のフェイスが小さく全然ボールが飛ばないラケットから革新的に攻撃的なボールが打てるようなラケットが生み出されたのです。

プリンスのグラファイトを使っていたのが、自分が最も憧れた選手であり、今も憧れ続けるアンドレ・アガシでした。

アガシがプリンスのグラファイトをもちデニムのショートパンツ姿とバンダナ姿で登場したことはテニス界に衝撃を与えました。

彼の破壊力のあるフォアハンドとプリンスのデカラケがまさにテニス界に革命をもたらす姿であったのと、現代のハードショット全盛時代の先駆けだったのではないでしょうか。

それからプリンスは多くの名選手が愛用してきました。錦織選手の元コーチであったマイケルチャン氏であったり、マリナシャラポワであったり多くの選手に愛されたラケットだと思います。

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