今回は念願だったキャンパーの聖地、ふもとっぱらキャンプ場に行ってきました。
初めて行ったので、良かった事、失敗した事色々あったのでその点を書かせてもらえたらと思います。
出発から到着まで
せっかくキャンパーの聖地と言われるふもとっぱらに行くわけですから、十分堪能したくて3連休を狙って2泊する計画を立てました♪
こちらのキャンプ場の凄いところがチェックインがAM8:30~という早い時間から入れる事です😲
ただ、富士山を目の前にした広大なフリーサイトに最大1500組のテントが張れる訳ですから、おのずと場所取り合戦になってしまいチェックイン数時間前から並ぶキャンパーさんも多いみたいです。
東海地方から行く私たちとしては流石に8時前に到着は厳しくて、でもなるべく早く行きたいと思い初日は4時起きの5時出発で向かいました。
東海からのアクセスとしては、
新東名高速道路「新富士I.C」より西富士道路経由、国道139号線を河口湖・富士吉田方面へ
新富士を降りてからは比較的大きな道路をひたすら山梨方面に向かっていくだけなのでアクセスとしてはとても分かりやすいです。
びっくりしたのが大きな道路に普通にシカが出てきました(゚д゚)
噂には聞いていたのですがまさか自分たちが行く時もシカに出くわすとは思って無くて結構衝撃的でしたね。まっすぐな道路なのでついついスピードが出てしまうのですが、あんまりスピードを出しすぎるのは危険ですね😓
5時に出発した訳ですが、結局4時間ぐらいかかってしまいふもとっぱらキャンプ場に到着したのが9時半頃でした。
ところがです、連休ということもあり入場規制がかかっていて普段とはちがう入場ルートに誘導されました。それが林間の道を大回りするみたいでさらにそこから30分ぐらいは入場にかかりました(゚◇゚)
こんな感じで舗装されていない凸凹の林間道路に誘導されます。結構アップダウンもあり坂道で止まるとタイヤがスリップすることもあるので2速発進も必要かもしれません。いずれにしろ結構渋滞が続きます。
そして30分ぐらいで渋滞を抜けてやっとのことで有名なふもとっぱらキャンプ場の看板にたどり着きました。
余裕がなくて横からの撮影ですが💦
家を出発してから5時間以上時間をかけて遂に
憧れの場所に到着できました😃
幸運にも天気も良くて富士山もとても綺麗に姿を見せてくれました✨
入場に当たって事前にネット予約をする段階で住所を入れるとあらかじめ2、3日前に通行証が送られてきます。
そちらを見せるだけで簡単にチェックインができて入場時間の短縮になるので是非おすすめします。
場所取り
ふもとっぱらにやっと到着して富士山をゆっくり眺めたいと思いきや次にしないといけないのがテントを張る場所の確保です。
そしてこれがふもとっぱらのキャンプでは最も重要になる作業です。
なぜかと言うと、富士山の眺め、水場の確保、トイレの近さ、車の出やすさ(キャンプ中に外出予定がある方)などすべてが場所取りにかかっています。
ネットやYouTubeなどで事前に良い場所の目星はつけて行ったのですが、いかんせん初めて行く場所なので行ってみないと分からないと言うことはありました。
こちらがふもとっぱらキャンプ場のMAPです。
入場手続きを済ませていざ場内に入るとどこを走っているのか分からなくなります。
そのまま道沿いに走って行くと上の赤丸で囲んである有名な牛舎小屋が見えてきます。
この牛舎小屋を正面に、右に行くか?左に行くか?が運命の分かれ道になるのですが、トイレの綺麗さを重視して牛舎小屋や新設された木造のトイレにより近い左側に行きました。
ところがです、自分たちが着いた頃にはすでに多くのキャンパーさんが到着していてトイレに近いサイトはほぼ埋まっていました( ・_・;)
仕方なくそのまま道沿いを下っていくことになったのですがなかなか開いているスペースがなくて結局予定していた場所よりも遙かに富士山寄りのトイレにも遠い場所にテントを建てる羽目になってしまいました。
結果論ではあるのですが、休日の混んでいる日はよほど早い時間に行かなくては富士山の見晴らしが良くトイレにも近い上の場所を確保することは難しい事を知りました。
では何を重視すべきだったか?それは水場の確保だったと思います。
牛舎小屋を正面に右に行くのと、左に行くのでは右に行く方が圧倒的に水場が多いです。
右に行くと道沿いに6箇所も水場があるのに対して、左に行くとかなり進んだ場所に1カ所しか水場がないのです💦
自分たちがテントを張った場所は水場が遠くて後々苦労しました。
是非次にふもとっぱらキャンプ場に行くときは右側に行ってみようと思います。
テント設営
とにかく、みんなが早い者勝ちで場所を確保するのである意味殺気だった感じがあり結構トラブルになることもあるみたいです。
例えば少しコンビニまで車で買い出しに行った間にそのスペースに別のキャンパーさんがテントを建ててしまい車が止めれないとか・・・・。
自分たちも何カ所か場所を迷いながら最終的に富士山の眺めが良くて、すぐにサイトから出られる道沿いの場所(次の日に朝早く富士サファリーパークに行く予定があるため)を確保しました。
その場所からの富士山の眺めです。
これぞここでしか見ることの出来ない、恋い焦がれた富士の姿です😃
思わず涙が出てきますね!!
ずっと見ていたいのですが、テントを建てないといけないのですぐに取りかかりました。
キャンプ初心者の私たちとしてはテントを設営するのは一苦労。
またふもとっぱらの土地が草が生えたぬかるみのある土です。ペグはそこまで打ち辛くなかったですが、結構石が多くて石にぶち当たるとなかなかペグが入っていきません。
今回スクリーンタープも設営したので1時間以上時間がかかってしまいましたがなんとか設営することが出来ました。
ただ、設営している間に天候がいっきに悪くなってしまって富士山は雲の中に隠れてしまいました😞
なにはともあれ、出発から7時間以上経ってようやく落ち着けるテントを設営できてほっと安堵できた瞬間でした。
薪割り&料理
テント設営して落ち着いたのもつかの間、翌日の富士山山際から登ってくる朝日を見たくて9時には寝る予定だったので早速晩ご飯の準備に取りかかりました。
この日は風もそれほど強くなかったので焚き火もしたいと思い、薪を購入しにふたたび牛舎小屋へ。
こちらのキャンプ場では普通に薪の束を売っているのですが、それとは別に500円で針葉樹と広葉樹を袋に詰め放題というコーナーがありましたので面白くてそちらを選びました。
針葉樹は良く燃えるので着火には良いのですがすぐに燃えてしまうので、火持ちがよい広葉樹を多めに入れて袋目一杯まで詰め込みました。
続いて針葉樹を不慣れな斧を使って細かく短冊状に割っていき着火します。
その上に広葉樹を加えて火を大きくします。
今回は炭火ではなくて薪火での料理に挑戦しました。
薪火は火力調節が難しく、料理には不向きとのことですが今回はダッチオーブンでスペアリブを作るので、広葉樹の火力が弱まってからじっくり焼こうと言う作戦でやりました。
家で味付けをしてきたスペアリブをこんな感じでダッチオーブンに入れて、後は蓋をして弱火でじっくりと焼くだけ。
焼くこと20分ぐらいで、良い具合に焼けました😊
これはかなり美味しかったですよo(^o^)o
その他、スキレットで食べるアヒージョなどキャンプ場での料理はロケーションも重なって最高に美味しいですね。
ふもとっぱらの夜
そんな感じで時間はあっという間に過ぎていきふもとっぱらに夜がやってきます。
キャンプ1日目はあいにくの天候だったので夕焼けに照らされた赤富士を見ることは出来ませんでした。
もちろん星空も見れなかったのですが、代わりに広大なキャンプ場に張られた何百ものキャンパーさんが照らし出すランタンや焚き火の光にここにしか無い世界が浮かび上がります。
おそらく日本中探してもこんなにも多くの光輝くキャンプ場はないでしょう。
写真ではとても伝えられないのですが、実際に辺り一面光のショーです✨
是非これは直接行って感じてみてください。
なんとも言えない一体感を感じれますよ😊
それでは、初めてのふもとっぱらキャンプ場1日目のレポートをこの辺で終わりにします。
最後までお付き合い頂き有り難うございました。
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