消毒剤の種類について

スポンサーリンク

新型コロナウイルスの脅威が日本列島、そして世界をを震撼させています。

はたしてどこまで広がるのか?いつ終息するのか?今のところ誰も明確な答えを出せません。

そして連日メディアは新型コロナウイルスでまた1人死者が出たと報道し人々に不安をあおります。

季節性のインフルエンザが引き金で肺炎を起し亡くなられる方はなんの報道もされないのに、新型コロナに関しては毎日新聞の1面に取り上げられます。

人間にとって未知なる物への脅威がいかに恐ろしい物であるかを再認識させられます。

では、今私たちに出来ることは一体何なのでしょうか?

新しい脅威に対して、新しい対処方法が見つからない今、私たちに出来ることは今までインフルエンザなどに対してやってきた基本的な対策をきちんとすること以外にはないのではないでしょうか?

マスクの着用手洗いうがい人混みを避ける食事をしっかりとる睡眠をしっかりとる栄養をしかりとる適度な運動をする空気の入れ換えをする、など

どれも今までやってきたことです。

それを今まで以上に意識してやる、それが一番大切ではないでしょうか?

今回はその中で消毒に関して取り上げたいと思います

コロナウイルスに効果的な消毒剤

今猛威を振るっている新型コロナウイルスはエンベロープを有するウイルスです。

エンベロープを有するウイルスには次亜塩素酸ナトリウム系消毒剤ヨード系消毒剤アルコール系消毒剤が有効と言われています。

また市販の手洗い用石けんに含まれているフェノール、クレゾール石けんなどは有効性は劣りますが、効果が全くないわけではありません。

次亜塩素酸ナトリウム系消毒剤

市販ではキッチンハイターなどに含まれている成分です。

細菌やウイルスの除菌には大変有効で、特によく使われるのがノロウイルスの除菌に使用されます。

もちろんそのまま使用すると高濃度過ぎて逆に人体に悪い影響を与えますので、希釈して使います。

使用される濃度は状況によって変わりますが、ドアノブの除菌などに使う場合は500倍に薄めて使用することが多いです。

また人体に直接使用すると肌荒れなどを起こし危険ですので、絶対にやめて下さ

詳しくは次亜塩素酸の消毒方法を参照して下さい。

ヨード系消毒剤

もっと有名なのがイソジンでしょうか?

特にイソジンガーグルは古くからうがい薬として大変使われてきましたね。

今回の新型コロナウイルスに関してもイソジンガーグルでのうがいは効果的かと思います。

ただヨード系の消毒も効果が強く、粘膜を荒らす副作用が生じることがあるので決められた希釈を守って使いすぎに注意しないといけません。

また甲状腺疾患をお持ちのかたは使用を控えて下さい。

アルコール系消毒剤

アルコール系消毒剤は手の消毒剤として医療現場などで最も良く使用される消毒剤です。

今回の新型コロナウイルスでも売り切れが続出していて、手ぴかジェルなど購入出来ない状況になっています。

適正濃度で売られている市販薬を購入出来ない場合は無水エタノールを購入して精製水で希釈する方法もあります。

無水エタノール:精製水=8:2(4:1)

の割合で希釈すると手の消毒剤として使用出来る濃度になります。

100mlの消毒用エタノールを作ろうと思えば、80mlの無水エタノールと20mlの精製水を混ぜれば良いわけです。

ただ希釈したからと言って皮膚の弱い方は手荒れの原因になったりもします。

また口や喉などの粘膜には使用しないで下さい。

アルコールアレルギーの方は使用しないで下さい。

フェノール、クレゾール石けん液

キレイキレイハンドソープなど家庭の手洗いでよく使われる消毒剤です。

アルコール系の消毒剤ほどエンベロープに対する効果は弱いですが、一定の効果はありあます。

そして、30秒以上しっかりと手と手をこすり合わせ、親指や指の間、手首も忘れずに洗います。

最後はたっぷりの水でしっかりとウイルスを洗い流して下さい。

今回は消毒剤の種類について書かせてもらいました。

どんなウイルス、細菌に対しても手洗い、うがいは私たちがやれる有効な対策ではないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました