麦門冬湯について

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今回は麦門冬湯を取り上げてみたいと思います。

麦門冬湯はいわゆる咳止めとして重宝される漢方薬です。簡単に咳止めといっても漢方薬には様々なタイプの咳に対して、それぞれ違ったアプローチがあります。

痰が多い咳、少ない咳、咳が出だしたら止まらないような咳、喘息の咳。

咳の様子、その人の体質によって使う薬を変えないといけません。

麦門冬湯は、どちらかというと痰の少ない咳、咳が出だすとなかなか収まらなくて時に赤ら顔になるまで咳が続くような人、痩せ型で虚弱体質で色白の人、このような咳をする人が服用すると効果的です。

そして中医学では単に咳だけを見るのではなく、その咳の原因が何から起こっているのかを考えて、そこに対してアプローチをします。

咳は単に肺だけが問題ではなく実は胃腸が原因で起こることがあります

胃腸はすべての病の原因となりうる大変重要なところで、体の調子を整える源といえます

胃腸の機能がうまく働かないことにより、食物の消化、吸収がうまく機能せず栄養がうまく体に吸収されないがために、肺を潤すことができなくなり、それにより乾燥が起こります。

肺の表面が乾燥することによりわずかな刺激に対して敏感になってしまい、咳が連続して起こるのです。

ですから、日頃から胃腸に負担の掛けない食事、胃腸のいたわる食事を心がけましょう

では、本題の麦門冬湯の紹介です。

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配合成分

麦門冬(バクモンドウ)、半夏(ハンゲ)、粳米(コウベイ)、大棗(タイソウ)、人参(ニンジン)、甘草(カンゾウ)

麦門冬湯・・・肺を潤し、熱をとる。

半夏・・・湿気を除き、痰を少なくする。

どんな人に効果的か?

痰の少ない咳が長引く人 体質虚弱で咳が出だしたらなかなか止まらない人 もともと胃腸が丈夫ではなくて食べてもあまり太らない人

どのように効く?

中心生薬は半夏であり、咳を沈める作用がある。ただ半夏は乾燥させる生薬で使い続けると体の津液を奪い咳が酷くなることもあるため、体を潤す麦門冬、人参、粳米、大棗が配合されている。

服用にあたっての注意点

どちらかというとお年寄りに使われる事が多く、肥満体質の人(水太りの人)や小児にはあまり使われない。

痰の多い咳に使うと痰がますます増えることがある。

服用にあたっては専門家にご相談ください。

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