麻杏甘石湯について

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今回は麻杏甘石湯について取り上げます。

秋から冬、冬から春など季節の変わり目に起きやすい症状として喘息症状を初めとした咳症状があります。

どうして季節の変わり目に起きやすいのか?原因ははっきり分かりませんが、春や秋は気圧の変動が大きい時期でもあります。

また春に関しては黄砂や花粉などのアレルギー物質が多くなる時期です。

そういった各種要素が関連して咳の症状が出てくるのではないかと思われます。

一言に咳と言ってもその症状は実に様々あります。

咳の音を聞いても、痰が絡んだゴホゴホという咳や痰が絡まないコンコンと言う咳。

咳の長さに関しても、ゴホンと一回で切れる咳から一度始まったら数十回咳が治まらないような咳などあります。

今回取り上げる麻杏甘石湯はどちらかと言うと痰があまり絡まない一度出たらなかなか止まらない咳に使われます。

特に喘息の患者さんに良く処方されます。

ではどういった薬であるか見ていきましょう。

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配合生薬

麻黄(マオウ)、杏仁(キョウニン)、甘草(カンゾウ)、石膏(セッコウ)

4つの生薬からなるシンプルな処方ですね。

麻黄・・・気管支の痙攣を沈め、鎮咳作用があります。

杏仁・・・気管支を潤し、反射的な咳を抑えます。

甘草・・・去痰作用がある。

石膏・・・喉の痛みや炎症を抑えて、咳を沈める。

どういった症状に使われる?

喘息症状、激しい咳き込み、呼吸困難、発熱など

服用に関しての注意点

麻黄が入っているので、胃腸が弱い方が飲むと胃が悪くなることがあります。

また麻黄の興奮作用により動悸、不眠などの症状が出ることがあります。

麻黄製剤は長期的に使うのではなく、酷い症状を改善するために短期的に使った方良いです。

甘草が含まれているので低カリウム血症に注意して下さい。

今回取り上げた麻杏甘石湯はどちらかというと体格のがっちりした胃腸の丈夫な人に使われる漢方です。

胃腸が弱くて、あまり痰を伴わない方には以前紹介した麦門冬湯などが使いやすいかと思います。

服用に関しては専門家にご相談ください。

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