今回から便秘について取り上げたいと思います。
人間が生きる上において、食事、運動、睡眠、排泄の4つは欠かせない要素です。
そのいずれかが滞っても健康に支障をきたします。
その中で毎日の排泄という行為は精神的にも老廃物の排泄としても大切な行為です。
その行為が滞る事によって被る健康被害は甚大です。
人間は食物から生きていく上で必要な栄養素を頂きます。
食物の代謝の過程で、人間の体に取って有害な老廃物が生じてしまいます。
それを便とともに外に出す行為がとても大切です。
ところが、ホルモンのバランスであったり、食べ物の種類であったり、老化による腸管の運動障害によって便が出にくい状態になってしまいます。
そうなると、人間にとって良くない老廃物を体の中に長時間ため込むことになり、それは人間の体に取って大変有害な物のとなります。
毎日の規則正しい排便習慣がとても大切です。
そこで今回は便秘の改善として効果的な習慣を紹介したいと思います。
ルーチンワークを見いだす
毎日の排便習慣にとってとても大切な事が、便意を催すルーチンワークを毎日続けると言うことです。
私の毎朝の習慣を紹介しますと
朝起きてコップ1杯のお茶を飲む。
新聞を毎朝読む。
朝食はご飯を必ず食べる。
食後は必ず珈琲を飲む。
珈琲を飲んだ後は歯磨きをする。
歯磨きをすると排便をもよおす。
これが排便に至るルーチンワークです。
この流れが必ず必要です。どれか一つでも欠けるとバランスが崩れます。
自分の中で特に大切なのが歯磨きをする、ということで。
歯茎を刺激することになぜか排便を催す。
そういった習慣を作ることがとても大切です。
腹筋を鍛える
私は毎日寝る前にストレッチをしています。
特に大切にしているのが腹筋のトレーニング。
なにも寝る前に汗が出るほどの腹筋をする必要は無いと思いますが、軽い体幹トレーニングで腹筋を鍛える事で便通に効果的な運動が出来ます。
是非寝る前に軽いストレッチや体幹トレーニングを取り入れてみてください。
排便時の姿勢
これは便座に座ったときに大切になるのですが、ただ便座に座っているだけでは便意は催しません。
ポイントは、足のかかと上げ、前屈みの姿勢をとることです。
この姿勢により下腹部が圧迫され、自然と便意を催す姿勢が出来ます。
腹式呼吸
便座に座ったときに大切なのが腹式呼吸です。
意識するのは横隔膜。
腹式呼吸で横隔膜がしっかり上下することで、横隔膜が下がったときにお腹が押された排便を促します。
排便と呼吸法はとても大切な要素です。
日頃の食生活
これは言うまでもありませんが、食物繊維や乳酸菌を日頃からしっかりと摂ることは大切です。
さらに油が大切です。
オリーブオイル等の良質な油を摂り、サラダ油などのω-6系の油を極力減らすことは大切です。
便秘気味のときはサラダや料理にオリーブオイルをたっぷり使ってみてください。その習慣を数日続けること変わってきます。
油に関しては以前のブログを参考にしてみてください。
今回は便秘に対する生活習慣について書かせてもらいました。
次回は便秘に使われる漢方を中心に書かせてもらいますので、興味がある方は参考にしてみてください。
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